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グリセロールガラクトシドの抽出方法

シーズコード S110005568
掲載日 2011年1月12日
研究者
  • 石原 賢司
技術名称 グリセロールガラクトシドの抽出方法
技術概要 紅藻類に属する海藻から0~30℃の水のみを溶媒としてグリセロールガラクトシドを選択的に抽出する方法である。紅藻類に属する海藻のうち、タンパク質含量30重量%以下のアマノリ属のノリを原料として用いることが好ましい。この方法によって抽出したグリセロールガラクトシドを、限外濾過処理した後イオン交換樹脂処理又は電気透析処理を行なって、精製されたグリセロールガラクトシドを得る。グリセロールガラクトシドの水抽出を室温以下の低温(0~30℃)で行なうので、抽出液の粘度を著しく上昇させ、抽出操作後の濾過・精製操作の障害となる多糖類ポルフィランの抽出量を抑制することができる。図は、ノリから各種温度の水で抽出した際のグリセロールガラクトシドとポルフィランの比を表わし、抽出温度が30℃以下の条件ではポルフィランがほとんど抽出されないこと、一方で、グリセロールガラクトシドは、抽出温度に関わらず、抽出されることを示す。グリセロールガラクトシドをビフィズス菌増殖促進剤として、各種の食品や飲料に有用添加物添加物として供給できる。
画像

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研究分野
  • 各種有機化合物の製造
  • 海藻類
展開可能なシーズ グリセロールガラクシドを、エタノールやエーテルなどの有機溶剤を使用しないで、紅藻類に属する海藻や色落ちノリから安全かつ効率的に抽出する方法を提供する。
紅藻類に属する海藻から、グリセロールガラクトシドを、エタノールやエーテルなどの高価で危険な有機溶剤を使用することなく、安価でかつ安全な水のみを用いて抽出できる。しかも、抽出後のグリセロールガラクトシドの精製が容易である。すなわち、抽出したグリセロールガラクトシドには、その後の濾過や精製の障害となるポルフィランなどの高分子量成分の含量がグリセロールガラクトシド単品の精製に支障がない程度にまで抑制されている。品質の低い「色落ちノリ」からグリセロールガラクトシドを抽出する方法に適用できる。ノリ、特に「色落ちノリ」からビフィズス菌増殖促進成分であるグリセロールガラクトシドを安価でかつ安全に、しかも環境に負荷をかけずに抽出できる。
用途利用分野 ビフィズス菌増殖促進剤、食品・飼料添加物、プレバイオテクス
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人水産研究・教育機構, . 石原 賢司, . グリセロールガラクトシドの抽出方法. 特開2007-290971. 2007-11-08
  • C07H  15/04     

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