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合成ペプチド及びその利用

シーズコード S110005627
掲載日 2011年1月14日
研究者
  • 豊原 治彦
  • 高木 雅哉
  • 外岡 武士
技術名称 合成ペプチド及びその利用
技術概要 炭酸カルシウムの結晶化に関わる特殊なタンパク質を見出し、それによって、貝殻様炭酸カルシウム結晶(人工貝殻)が形成できる新規な合成ペプチドを得る。Gly-Proで表されるアミノ酸配列を含み、グリシン(Gly)と、プロリン(Pro)と、アスパラギン酸(Asp)と、チロシン(Tyr)と、で構成されている合成ペプチドである。合成ペプチドはGPGPYGPGPYGPGDGP(配列番号1)のoySLP1又はYGPGD(配列番号6)のoySLP4等である。この合成ペプチドと、炭酸イオン含有溶液と、カルシウムイオン含有溶液とを混合して貝殻様炭酸カルシウム結晶を製造する。その際、合成ペプチドの濃度を100μM以上に設定する。合成ペプチドと、炭酸イオン含有溶液と、カルシウムイオン含有溶液と、を混合して、貝殻様炭酸カルシウム結晶を生成させ、結晶を取り出して粒度を整えて、研磨剤を製造する。図は、oySLPから抜き出したGPrich領域部分をクモ糸のタンパク質と対比して説明する。
画像

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研究分野
  • 化学合成
  • 医用素材
  • 固体デバイス材料
展開可能なシーズ 貝殻様炭酸カルシウム結晶(人工貝殻)が形成できる新規な合成ペプチド、およびその利用方法を提供する。
入手容易な合成ペプチドを用いて、人工的に貝殻様炭酸カルシウム結晶(人工貝殻)を形成可能となるため、軽量でありながら強度が高く、しかも難燃性という、新規な特性を備えた無機有機ハイブリッド素材の開発に利用できる。人工の合成ペプチドを用いるので、極めて簡単に有機成分が入手でき、品質も安定するため、量産化が容易である。常温・常圧の条件下で合成でき、特殊な処理条件を必要としないことから、適用範囲が広い。汎用性に富み、製造コストも少なく済むため、建築素材や医療素材、ナノテクノロジーなどの分野に適用できる。例えば、研磨剤であれば直にでも実用化可能であり、これまでにない新規な研磨剤を提供できる。
用途利用分野 建築素材、医療素材、ナノテクノロジー、研磨剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 豊原 治彦, 高木 雅哉, 外岡 武士, . 合成ペプチド及びその利用. 特開2008-081429. 2008-04-10
  • C07K   7/08     
  • C07K   7/06     
  • C01F  11/18     

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