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抗肥満剤のスクリーニング方法

シーズコード S110005633
掲載日 2011年1月14日
研究者
  • 新垣 尚捷
  • 樋口 富彦
  • 喜多 俊行
技術名称 抗肥満剤のスクリーニング方法
技術概要 前駆脂肪細胞から脂肪細胞への分化に伴って、ミトコンドリアの形態が断片化するといったダイナミックに変化すること、ミトコンドリアH+-ATP合成酵素の阻害剤で脂肪細胞を処理すると、細胞内の脂肪滴の減少に加えてミトコンドリアの形態がチューブ状に大きく変化すること、ミトコンドリアの融合促進活性を指標にした新しい抗肥満薬スクリーニング系の開発が可能であることを見い出す。分化した脂肪細胞を、被検物質の存在下に培養した後、細胞内のミトコンドリアの形態を観察し、分化した脂肪細胞中の断片化及び/又は凝集したミトコンドリアが、チューブ状のネットワークを形成しているとき、被検物質が抗肥満剤であると評価する抗肥満剤のスクリーニング方法である。脂肪細胞内のミトコンドリアの形態を、ミトコンドリアを蛍光染色し、100倍の対物レンズを使用し、油浸で観察する。脂肪細胞の分化抑制又は分化阻害剤は、ピーセタノール、ケンフェロール、ゲニステイン、アピゲニン、ダイゼイン、ケルセチン、ルテオリン、ロスマリニック酸、又は抗H-ATP合成酵素αサブユニット抗体から選ばれる有効成分からなる。
研究分野
  • 薬物の分析
  • 脂質代謝作用薬の基礎研究
展開可能なシーズ 短期間で精度良く抗肥満剤をスクリーニングする方法、このスクリーニング方法により得られる抗肥満剤、抗肥満用食品・抗肥満用飼料、及び脂肪細胞の分化の程度を短期間で精度良く判定する方法を提供する。
ミトコンドリアH-ATP合成酵素阻害剤は脂肪細胞の分化を抑制し、脂肪滴の細胞内への蓄積を抑制し、抗肥満薬として効果があり、抗肥満薬、糖尿病薬、さらには高脂血症、高血圧、高血糖などのメタボリックシンドロームと呼ばれる病気の治療薬として有効である。さらに、ミトコンドリアの融合促進活性を指標にしたスクリーニングを行うことによって、脂肪細胞の細胞膜に存在するミトコンドリアH-ATP合成酵素を分子標的とした、新しい抗肥満薬を短時間にスクリーニングすることができる。
用途利用分野 抗肥満薬、糖尿病薬、メタボリックシンドローム治療薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人徳島大学, . 新垣 尚捷, 樋口 富彦, 喜多 俊行, . 抗肥満剤のスクリーニング方法. 特開2007-228855. 2007-09-13
  • C12Q   1/02     
  • G01N  33/15     
  • A61K  31/05     
  • A61K  31/352    
  • A61K  39/395    
  • A61P  43/00     

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