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HCVの治療剤又は予防剤

シーズコード S110005648
掲載日 2011年1月14日
研究者
  • 大段 秀樹
  • 石山 宏平
  • 大平 真裕
  • 浅原 利正
  • 茶山 一彰
  • 今村 道雄
技術名称 HCVの治療剤又は予防剤
技術概要 NK細胞活性化剤により活性化されたNK細胞を有効成分とする抗HCV治療剤又は予防剤である。NK細胞活性化剤は、IL-2(インターロイキン2)が好ましく、IL-2で活性化したNK細胞を含む細胞けん濁液を、さらに、抗CD3抗体を用いて所定の条件下で処理して、CD3陽性細胞を除去した抗HCV治療剤又は予防剤である。また、NK細胞活性化剤で処理したNK細胞と抗CD81抗体との組み合わせ、又は抗CD81抗体、又は抗CD81抗体とNK細胞との組み合わせを有効成分とする、抗HCV治療剤又は予防剤である。NK細胞は肝臓由来であり、肝移植のために摘出した肝臓から採取されたものである。肝移植を受けたHCV性肝硬変患者に可溶性抗CD81抗体を投与すると、NK細胞の機能が亢進し、HCVの複製を抑制することにより、抗ウイルス効果発揮する。可溶性抗CD81抗体を肝移植後の患者へ投与することで、HCVの感染抵抗性が増強する治療法につながる。抗CD3抗体処理により、混在するCD3陽性細胞が除去でき、さらに、IL-2により活性化したNK細胞の抗HCV効果を維持し、治療剤の有効性に影響を与えない。
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研究分野
  • 製剤一般
  • 抗ウイルス薬の基礎研究
  • 消化器作用薬の基礎研究
展開可能なシーズ HCVの感染防止及び感染後の治療、特に、肝移植手術後のHCVの再発防止に有効な手段を提供する。
移植用肝臓片から採取した正常肝NK細胞をIL-2存在下で培養することにより、活性化したNK細胞を含むHCV治療剤又は予防剤を提供できる。また、抗CD81抗体とNK細胞からなるHCV治療剤等の提供により、肝移植後のHCV感染抵抗性を増強することができ、肝移植後のHCVの再発防止に有用である。また、抗CD3抗体処理により、移植片対宿主反応を起こすことなく、効果を得ることができる。また、抗CD81抗体、および、IL-2を、HCVの治療剤又は予防剤の製造に用いる新しい用途を提供する。また、IL-2を直接人体に投与することによっても、HCVに対する感染抵抗性の増強効果を発揮する。
用途利用分野 C型肝炎ウイルス予防・治療剤、肝炎再発予防
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人広島大学, . 大段 秀樹, 石山 宏平, 大平 真裕, 浅原 利正, 茶山 一彰, 今村 道雄, . HCVの治療剤又は予防剤. 特開2007-332103. 2007-12-27
  • A61K  35/12     
  • A61K  39/395    
  • A61P  31/14     

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