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畜糞系焼却灰からのリン含有水溶液の調製と重金属除去、並びにヒドロキシアパタイト及び/又はリン酸水素カルシウムの回収方法

シーズコード S110005667
掲載日 2011年1月14日
研究者
  • 貝掛 勝也
  • 土手 裕
  • 関戸 知雄
技術名称 畜糞系焼却灰からのリン含有水溶液の調製と重金属除去、並びにヒドロキシアパタイト及び/又はリン酸水素カルシウムの回収方法
技術概要 リンの分離・回収方法は、畜糞あるいは畜糞と燃焼を容易にする助燃剤(木質系バイオマス)との混合物を燃焼させて得られる焼却灰に鉱酸(好ましくは塩酸)を加えてリン含有水溶液を調製し、必要に応じて不溶残渣などを除去して得られるリン含有水溶液に、炭酸カルシウム、アルカリ金属炭酸塩又はアルカリを加えて、水酸化鉄錯体が生成するpHに調整することにより鉄イオンを除去し、次いで水酸化カルシウム又はアルカリ金属水酸化物を加えてpH5~3の範囲に調整することによりリン酸水素カルシウムを、pH6.0以上の範囲に調整することによりヒドロキシアパタイトを無機リン化合物として選択的に凝集・沈澱させる。なお、特に助燃剤として木質系廃棄物として処理されている樹皮もしくは樹皮由来の炭化物,半炭化物を混合することは、糞尿の水分を吸収する機能と同時に、樹皮そのものに樹木より多くカルシウム成分が含まれるため、カルシウム添加と同じ効果が期待でき反応性の高いリン含有水溶液を得ることができるので好ましい助燃剤である。このような助燃剤は、燃焼速度を上げるために一定以上のサイズ以下に破砕しておくことが好ましい。
画像

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研究分野
  • 農業廃棄物処理
  • 農業廃棄物の利用
展開可能なシーズ 畜産系焼却灰からリン含有水溶液を調製し、重金属除去後のリン含有水溶液からヒドロキシアパタイトあるいはリン酸水素カルシウムとして分離・回収し、リン資源の再利用および貯蔵手段とすることができる技術を提供する。
きわめて簡単な操作により、単なる中和反応によって分離・回収することができる。ヒドロキシアパタイトやリン酸水素カルシウムとしてリンを回収することで、リン鉱石の代替資源としての期待がもてる。なお、助燃剤として、樹皮もしくは樹皮由来の炭化物,半炭化物を使用すれば、カルシウム成分が増えるので、リン酸水素カルシウムとして沈殿させる場合には有利である。
用途利用分野 ヒドロキシアパタイト、リン酸水素カルシウム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人宮崎大学, . 貝掛 勝也, 土手 裕, 関戸 知雄, . 畜糞系焼却灰からのリン含有水溶液の調製と重金属除去、並びにヒドロキシアパタイト及び/又はリン酸水素カルシウムの回収方法. 特開2007-070217. 2007-03-22
  • C01B  25/32     
  • C02F   1/58     
  • C02F   1/64     
  • B09B   3/00     

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