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塩類含有溶液からのヒスチジン含有ペプチドの回収方法

シーズコード S110005673
掲載日 2011年1月14日
研究者
  • 大島 達也
技術名称 塩類含有溶液からのヒスチジン含有ペプチドの回収方法
技術概要 ヒスチジン含有ペプチド及び塩を含む水溶液と、第一遷移金属イオンを固定化したイミノ二酢酸型キレート樹脂とを接触させて、ヒスチジン含有ペプチドを樹脂に吸着させた後、樹脂からヒスチジン含有ペプチドを溶離させて、ヒスチジン含有ペプチドを回収する。第一遷移金属イオンは、銅(Ⅱ)イオンであることが好ましい。水溶液とキレート樹脂との接触をpH5~12の条件下で行う。ヒスチジン含有ペプチドはアンセリン(β-アラニル-1-メチルヒスチジン)又はカルノシン(β-アラニル-L-ヒスチジン)である。これらのペプチドは、動物肉、魚肉等に含まれている。水溶液の塩濃度は0.001mM~1000mMであり、食品加工廃液などであってもよい。クエン酸をはじめとする酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、イミダゾール、ヒスチジンなどを使用することにより、樹脂からヒスチジン含有ペプチドを容易に脱着(溶離)させることができる。
研究分野
  • 各種有機化合物の製造
  • 蛋白質・ペプチド一般
  • 反応操作(単位反応)
展開可能なシーズ 塩類含有溶液からのヒスチジン含有ペプチドの効率的な回収方法を提供する。
このヒスチジン含有ペプチドの回収方法は、例えば、塩分を多く含む食品加工廃液などの廃棄物から、様々な健康促進機能を有することが知られるヒスチジン含有ペプチド(神経細胞の死滅を抑制するカルノシンなど)を高効率かつ簡便に取得するために用いることができる。高濃度の塩類および目的外のアミノ酸・ペプチド類が共存する液からヒスチジン含有ペプチドを選択的に吸着することができる。これによって代替法で必要となる脱塩操作等の分離工程を省略し、健康補助食品等の原料として用いるためのヒスチジン含有ペプチドの分離・回収コストを低減することができる。従ってこの方法は、食品産業での分離工程において有利に利用できる。
用途利用分野 機能性ペプチド回収、健康補助食品、食品加工廃液有効利用
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 宮崎大学, . 大島 達也, . 塩類含有溶液からのヒスチジン含有ペプチドの回収方法. 特開2008-179557. 2008-08-07
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