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軟骨細胞培養用の培地組成物と培養組成物

シーズコード S110005721
掲載日 2011年1月14日
研究者
  • 高木 睦
  • 鍵田 恵梨奈
技術名称 軟骨細胞培養用の培地組成物と培養組成物
技術概要 培養担体や培養基材の成分として知られているグリコサアミノグリカンそのものではなく、これを構成する単糖を培地成分として用いることが、細胞マトリックス、特にⅡ型コラーゲンの生成、蓄積に顕著な効果をもたらす。グリコサミノグリカンを構成する単糖の少くとも1種あるいはグリコサミノグリカン中の単糖から脱硫化された構造の単糖の少くとも1種、特にグルクロン酸、N-アセチルガラクトサミン又はコンドロイチン硫酸を含む軟骨細胞培養用の培地組成物である。培地組成物のグルクロン酸、N-アセチルガラクトサミン又はコンドロイチン硫酸の濃度は0.1~1000mg/Lである。培地組成物は更に軟骨細胞を含み、この組成物により軟骨細胞を培養し、細胞外マトリックスであるⅡ型コラーゲンを生成、蓄積させる。軟骨細胞は、動物由来の細胞であり、動物の種類としては鳥類、爬虫類、両生類、魚類、哺乳類などを挙げることができる。表に示すように、グルクロン酸、N-アセチルガラクトサミン、コンドロイチン硫酸を添加したものは無添加のものに比べて、アグリカンの蓄積量に有意な差はないものの、Ⅱ型コラーゲンの蓄積量が顕著に多量になる。
画像

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研究分野
  • 細胞・組織培養法
  • 骨格系
展開可能なシーズ 軟骨細胞を体外で培養する際に、細胞外マトリックス、特にⅡ型コラーゲンを効率的に多量に生成、蓄積させることができる培養手段を提供する。
軟骨細胞を体外で培養する際に、Ⅱ型コラーゲンのmRNAの発現量を顕著に増大させ、細胞外マトリックス、特にⅡ型コラーゲンを多量に生成、蓄積させることが可能とする。これにより移植治療の効率は顕著に向上することになる。
用途利用分野 組織再生、培養皮膚形成、軟骨組織再生、移植治療
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人北海道大学, . 高木 睦, 鍵田 恵梨奈, . 軟骨細胞培養用の培地組成物と培養組成物. 特開2007-312657. 2007-12-06
  • C12N   5/071    

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