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竹維管束鞘繊維で形成された断熱及び吸放湿シート

シーズコード S110005735
掲載日 2011年1月14日
研究者
  • 服部 芳明
  • 田中 千秋
  • 有村 友希
技術名称 竹維管束鞘繊維で形成された断熱及び吸放湿シート
技術概要 蒸煮された竹材から得られる維管束鞘繊維を成形に供する。竹材を水で蒸煮し、蒸煮後の竹材を破砕して維管束鞘を得る。得られた維管束鞘を撹拌し、解繊することで、維管束鞘繊維を取り出す。竹維管束鞘繊維を構成成分とし、且つ結合剤を含まない断熱及び吸放湿シートを形成する。なお、維管束鞘とは、維管束の周囲を一部又は全部取り囲む1又は多層の機械組織をいう。また、竹材から維管束鞘繊維を得る為に、先ず竹材を水で蒸煮する。竹材としては、例えば、モウソウチク、マダケ、カンザンチク、ホテイチク等の竹種から得られるものでよい。蒸煮の際の竹材と水との配合は、例えば、竹材100~1,000gに対して、水200~2,000mlとする。蒸煮は、例えば、オートクレーブ、プレッシャークッカー、ダイジェスター、その他の圧力容器等を用いて行うことができる。蒸煮は、例えば2~8kgf/cm(好ましくは4~8kgf/cm)の圧力、すなわち121~175℃(好ましくは150~175℃)の温度下で行う。なお、オートクレーブを蒸煮に用いた際には、蒸煮時間としては、例えば0.5~2時間、好ましくは0.5~1.5時間とする。
画像

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研究分野
  • 製材・加工
  • 改良木材
展開可能なシーズ 蒸煮された竹材から得られる維管束鞘繊維を成形に供することで、断熱性と吸放湿性とを備えたシートを製造できるようにする。
高強度の竹維管束鞘繊維を構成成分とし、優れた断熱性、吸放湿性及び通気性に加えて、製造に化学薬品や化学合成系接着剤等の結合剤を使用しないことから、環境負荷を低減でき、また耐シックハウス性を有する。シートは、住宅用断熱シート(ボード)や寝具マット用シートに使用できる。
用途利用分野 竹断熱吸放湿シート、竹ファイバーボード
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 鹿児島大学, . 服部 芳明, 田中 千秋, 有村 友希, . 竹維管束鞘繊維で形成された断熱及び吸放湿シート. 特開2008-023769. 2008-02-07
  • B27N   3/04     
  • B27K   9/00     
  • E04B   1/64     
  • E04B   1/80     

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