TOP > 技術シーズ検索 > 耐震性構造物

耐震性構造物

シーズコード S110005779
掲載日 2011年7月22日
研究者
  • 片山 拓朗
  • 岡林 拓也
  • 山尾 敏孝
技術名称 耐震性構造物
技術概要 高層ビルディング等のせん断変形が主となる構造物の耐震性能を向上させることができる耐震性構造物である。すなわち、この耐震性構造物は、下部構造の上に上部構造を支持させると共に、上部構造は、主に骨組み構造で主たる鉛直荷重と水平荷重に抵抗する構造物であって、上部構造は、固定端側となる最下層階を下部構造に固定させた複数の階層からなる固定端側階層部と、固定端側階層部の上層階を形成する折曲部形成階層と、折曲部形成階層が上層階を形成すると共に自由端側となる最下層階を下部構造に水平移動自在に支持させた複数の階層からなる自由端側階層部とから、一体の折り曲がり片持ちせん断構造体となしている。そのため、下端を固定した従来のせん断構造体に比べると、折り曲がり片持ちせん断構造体の固有周期に関係する力学上の階数は、高さ方向の階数の約2倍となる。そして、せん断構造体の固有周期は階数に比例して増加するので、折り曲がり片持ちせん断構造体の固有周期は、従来のせん断構造体の固有周期の約2倍になる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2008-160969.gif
研究分野
  • 建築物の耐震,免震,制震,防振
展開可能なシーズ 固定端となる最下層階を下部構造に固定し、最上層階を自由端とする複数の階層からなる、従来の片持ちせん断構造体と比較して、高層ビルディング等のせん断変形が主となる構造体の耐震性能を向上させるために、長周期である固有振動モードを持つせん断構造体と、その構造体に適用する効率的な減衰装置の配設構造を提供する。
従来のせん断構造体と比較して、長周期である固有振動モードを持つせん断構造体となすことができるため、固有周期の長周期化により構造体に作用する地震力を低減させることが可能であること、且つ自由端側階層部の最下層階に発生するクーロン摩擦力による大きな摩擦減衰を潜在的に有しており、地震時の構造体の振動振幅を低減させることが可能である。このため、高層ビルディング等のせん断変形が主となる構造体の耐震性能を向上させることができる。
用途利用分野 耐震性構造物、高層ビルディング
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人君が淵学園, 国立大学法人 熊本大学, . 片山 拓朗, 岡林 拓也, 山尾 敏孝, . 耐震性構造物. 特開2009-281125. 2009-12-03
  • E04H   9/02     
  • F16F  15/02     
  • F16F  15/023    

PAGE TOP