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乳酸残基を含有するデプシペプチド

シーズコード S110005813
掲載日 2011年9月30日
研究者
  • 奥 浩之
  • 下田 裕也
  • 井上 彩
  • 高山 千恵
  • 山田 圭一
  • 片貝 良一
技術名称 乳酸残基を含有するデプシペプチド
技術概要 温度応答性を示す新規なデプシペプチド化合物およびそれを重合させて得られるデプシペプチドポリマーであり、更に詳しくは、乳酸残基とアミノ酸残基が脱水縮合されてできたデプシペプチドを構成成分として持つ新規なデプシペプチド化合物およびそれを重合させて得られるデプシペプチドポリマーである。この化合物は、一般式R1‐Gly‐Lac‐Pro‐R2(I)で表わされ、‐Gly‐Lac‐Pro‐はグリシン残基と乳酸残基とプロリン残基の結合したトリデプシペプチド構造を有する。具体的には、Ala‐Ile‐Gly‐Lac‐Pro、またはGly‐Ile‐Gly‐Lac‐Pro、Gly‐Val‐Gly‐Lac‐Proなどがある。さらに、ポリマー化合物は、上記デプシペプチド化合物を重合させて得られるポリマーである。ポリ(Gly‐Ile‐Gly‐Lac‐Pro)やポリ(Ala‐Ile‐Gly‐Lac‐Pro)などがある。その温度応答性はその水溶液の円偏光二色性スペクトル(図)および見かけの吸光度測定(図)から確かめられた。
画像

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研究分野
  • 蛋白質・ペプチド一般
展開可能なシーズ 生体材料として好ましい構成成分を有し温度応答性材料として使用しうる、新規なデプシペプチドを提供する。
新規デプシペプチド化合物およびその重合物デプシペプチドポリマーは、水、緩衝液または含水溶媒中で温度に応答し凝集または溶解する温度応答性材料であり、さらに生体内での安全性が高いという利点もあり、生体(例えば、患部など)への適用により、塗布部にゲル状の皮膜を形成でき、生体内で分解吸収される組成物、土壌などの環境下で分解吸収される組成物、細胞接着剤、創傷被覆材料、マイクロカプセル、バイオマシン、バイオセンサー、分離膜、検査キットなどとして有用である。
用途利用分野 温度応答性材料(生体吸収性組成物、環境分解性組成物、細胞接着剤、人工筋肉、マイクロカプセル、バイオセンサー、分離膜、検査キット)
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人群馬大学, . 奥 浩之, 下田 裕也, 井上 彩, 高山 千恵, 山田 圭一, 片貝 良一, . 乳酸残基を含有するデプシペプチド. . 2010-01-07
  • C07K  11/00     
  • C08G  69/08     

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