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水中環境汚染物質の簡易定量方法及び簡易定量測定具

シーズコード S110005842
掲載日 2011年10月3日
研究者
  • 清家 泰
  • 奥村 稔
  • 國井 秀伸
技術名称 水中環境汚染物質の簡易定量方法及び簡易定量測定具
技術概要 簡易定量測定具は筒状のカラム1に疎水性的な性質を持つオクタデシル基結合型シリカゲル等の吸着剤2が充填された構成となっている。該カラム1の先端は吸着剤2が流れ出ないように先細りに形成され、該カラム1の外壁には試料水を流すことによって発色した発色層の長さを測定するための目盛り3が設けられている。カラム1の上端には試料溶液又は展開剤を注入するシリンジ等の注入具4が設けらており、該注入具4は注射筒6と、該注射筒6にスライド自在に設けられたピストン7からなり、該ピストン7の先端には、注射筒6の内壁に密着して試料水等を先細りに形成された先端よりカラム1内に注入する樹脂製のプランジャー8が備えられている。外壁には上記カラム1と同様に試料溶液等を正確に注入するための目盛り9が表示されている。以上の構成による定量用測定具を用いて硝酸イオン濃度を測定する際の使用方法としては、吸着剤2が充填されたカラム1に調整済みの試料溶液を注入し、吸着剤2に予め担持された発色剤によって発色させ、その色素を吸着剤2に吸着させ、生じる発色層の長さを測定する。
画像

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研究分野
  • 水質調査測定一般
展開可能なシーズ 簡易水質分析用測定具では発色した試料水の色の濃さを色標準と比較して濃度を決定するため、求める濃度が色標準に近い色の値あるいは色と色の中間値となるために、定量値が粗く曖昧になるという問題があった。また自然界における硝酸イオン濃度は0~1ppmであり、リン酸イオン濃度は0~0.5ppmであり、このような低濃度の測定に上記簡易水質分析用測定具を用いて定量した場合、発色の不安定さから精度が著しく悪くなるという問題があった。そこで、低濃度でも現場で正確に測定できる水中環境汚染物質の簡易定量方法を提供する。
曖昧な色の濃さで判別する従来法と異なり、誰もが正確に測定できる発色層の長さを求めれば、予め既知濃度の水中環境汚染物質によって作成された水中環境汚染物質の濃度と発色層長さとの関係を示す検量線から、水中環境汚染物質の濃度を求めることができるので、目視による色比較に見られるような曖昧差がなく、低濃度でも正確に測定することができる。
用途利用分野 簡易定量測定具、簡易水質分析用器具、水中環境汚染物質の簡易定量測定具
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人島根大学, . 清家 泰, 奥村 稔, 國井 秀伸, . 水中環境汚染物質の簡易定量方法. 特開2008-185363. 2008-08-14
  • G01N  31/22     
  • G01N  33/18     

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