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急性腎不全の診断方法

シーズコード S110005879
掲載日 2011年10月3日
研究者
  • 池田 正浩
  • 園田 紘子
技術名称 急性腎不全の診断方法
技術概要 「被検体」とは急性腎不全を発症しうる動物であれば限定されないが、ヒトが特に好ましい。ヒト以外の動物を被検体とした場合に得られる情報(判定結果)は、当該非ヒト動物の急性腎不全の診断にも利用され得るが、むしろそれをヒトの急性腎不全の診断法の確立に利用できる点で有用である。アクアポリン1のアミノ酸配列は種を超えて保存性が高い。また、ラットなどの疾患モデル動物で見られた尿中アクアポリン排泄量の変化が、患者においても見られることが報告されている。よって、非ヒト動物での実験結果はヒトに対しても外挿可能であると言える。被検体からの尿を試料として用いる。尿に例えば次のような処理を施した試料を、アクアポリン1を測定するために用いることができる。氷上で尿にタンパク質分解酵素阻害剤溶液を加えた後、遠心(1,000g、10分間、4℃)し上清を得る。上清の一部を10倍希釈した後、化学分析器を用いて尿中のクレアチニン濃度を測定する。残る上清から、フィルター法および超遠心法の2種類の方法を用いて、尿中タンパク質を分離する。
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研究分野
  • 循環系の診断
展開可能なシーズ 現在のところ急性腎不全(ARF)に対する特異的な治療薬は無く、また、軽度な急性腎不全における早期診断方法も確立していない。そこで、急性腎不全の非侵襲的な診断方法を提供する。
軽度な急性腎不全における早期診断方法の開発を目指して、ラットモデルを用いて、片腎を虚血再灌流することによって軽度なARFを起こし、そのときの尿中アクアポリン1排泄量を解析することによって、アクアポリン1の早期ARFの診断マーカーとしての有用性を評価した。そして、アクアポリン1が早期ARFの診断マーカーとしての有用である。
用途利用分野 急性腎不全の診断薬、急性腎不全の診断キット
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 宮崎大学, . 池田 正浩, 園田 紘子, . 急性腎不全の検出方法. 特開2008-175630. 2008-07-31
  • G01N  33/53     
  • G01N  33/493    

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