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リン酸化酵素の新規基質ポリペプチド

シーズコード S110005899
掲載日 2011年10月5日
研究者
  • 片山 佳樹
  • 姜 貞勲
技術名称 リン酸化酵素の新規基質ポリペプチド
技術概要 セリン/スレオニンキナーゼであるタンパク質キナーゼA、タンパク質キナーゼC及びRho-キナーゼはRXS/TまたはRXXS/Tという同じリン酸化基質モチーフを有する。これらのセリン/スレオニンキナーゼは、基質モチーフが共通であるため、個々のセリン/スレオニンキナーゼに特異的な基質ポリペプチドは特定されていなかった、そこでRho-キナーゼによりリン酸化されるがPKAまたはPKCではリン酸化されないポリペプチドを見出すことであった。19種類の公知のRho-キナーゼ基質タンパク質の基質配列を模した19種類の合成ポリペプチドを作成し、これらの合成ポリペプチドがPKAまたはPKCによりリン酸化され得るか否かを検討し、7種類がPKA及びPKCによりリン酸化されないことを見出した。7種類の合成ポリペプチドのうちの2種類は特にRho-キナーゼ特異性が高いことが判明した。セリン/スレオニンキナーゼに分類される各種リン酸化酵素により特異的にリン酸化される基質ポリペプチドおよびその用途に関する。
研究分野
  • 酵素一般
展開可能なシーズ Rho-キナーゼ、蛋白質キナーゼ(PK)Cη、PKCα、またはPKCβにより特異的にリン酸化を受ける基質ポリペプチドを提供する。
Rho-キナーゼ特異的基質として一般式(I)Xaa-Xaa-Xaa-Xaa1-Xaa-Xaa-Ser/Thr-Xaa2-Xaa3-Xaa-Xaa4で表されるポリペプチドが、PKCη特異的基質として一般式(II)Xaa5-Xaa-Xaa6-Xaa7-Asn-Ser/Thr-Xaa8-Xaa9-Leu-Xaa-Xaaで表されるポリペプチドが、PKCβ特異的基質として一般式(III)Leu-Xaa-Xaa10-Xaa-Xaa11-Ser/Thr-Xaa12-Xaa13-Leu-Xaa-Xaaで表されるポリペプチドである。PKCα特異的基質としてPhe-Lys-Lys-Gln-Ser/Thr-Phe-Ala-Lys-Lys-Lysで表されるポリペプチドである。基質ポリペプチドは対応するキナーゼの活性の測定に用いることができまた、対応するキナーゼの活性が関与する疾患の診断に用いることができる。
用途利用分野 Rho-キナーゼ基質 PKCη基質 PKCα基質 PKCβ基質
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州大学, . 片山 佳樹, 姜 貞勲, . リン酸化酵素の新規基質ポリペプチド. 特開2007-236388. 2007-09-20
  • C12N  15/09     
  • C07K   7/06     
  • C07K   7/08     
  • C12Q   1/48     

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