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インフルエンザ脳症の検査法、及び、ヒト髄液中に発現するタンパク質からなるマーカ、診断薬、診断キット

シーズコード S110005905
掲載日 2011年10月5日
研究者
  • 藤井 克則
技術名称 インフルエンザ脳症の検査法、及び、ヒト髄液中に発現するタンパク質からなるマーカ、診断薬、診断キット
技術概要 検査対象またはマーカとなるのは、ヒト髄液中に含まれる14-3-3タンパク質である。このタンパク質は、7つのアイソフォームを持つことが知られているが、インフルエンザ脳症においてヒト髄液中に発現するは、β、θ、γ、ζ、εであり、かつこの順に強く検出される。したがって、このアイソフォームの発現パターンの検査により、より正確にインフルエンザ脳症であるか否かを判断できる。さらに、アイソフォームの発現パターン分析により、脳のどの部分に障害が生じているかを予測することができ、この結果、脳症に対する適切な処置をとることができる。14-3-3タンパク質の7つのアイソフォームのアミノ酸配列はすでに同定されている。その中でもセリン、スレオニン残基はリン酸化を受ける部位であり、アイソフォーム間で相同性が高く、またリン酸化を受けることにより14-3-3タンパク質自身の機能変化が予想される。14-3-3タンパク質の検出方法は、特に制限されないが、抗体を用いた検出方法が好ましい。抗体は、例えば、ウサギ、ヤギ、マウス、ラット、ブタ、ヒツジ、イヌなどの各種の動物由来のものが使用できる。
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研究分野
  • 神経系の診断
展開可能なシーズ 小児神経疾患の早期診断のための検査法、マーカ、診断薬、診断キットを開発する。
インフルエンザ感染症初期に伴うけいれん、意識障害の症状の中から、インフルエンザ脳症を高率に診断することができ、集中治療に結びつけることが可能である。インフルエンザ脳症は死亡率も高く、本発明が臨床現場における同疾患を早期に鑑別することにより、救命率の向上および神経学的予後の改善に結びつくことが予想される。また14-3-3アイソフォームを分析することにより、疾患の診断ならびに脳障害部位の推定が可能になる。
用途利用分野 インフルエンザ脳症の診断に用いるタンパク質マーカ、インフルエンザ脳症の診断薬、インフルエンザ脳症の診断キット
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人千葉大学, . 藤井 克則, . インフルエンザ脳症の検査法、及び、ヒト髄液中に発現するタンパク質からなるマーカ、診断薬、診断キット. 特開2005-292108. 2005-10-20
  • G01N  33/53     
  • G01N  33/535    
  • G01N  33/577    

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