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唾液中肝細胞増殖因子の定量による歯周炎の検査方法

シーズコード S110005912
掲載日 2011年10月5日
研究者
  • 大島 光宏
技術名称 唾液中肝細胞増殖因子の定量による歯周炎の検査方法
技術概要 被検体として唾液を用いる。また、唾液を直接用いてもよいが、唾液を含む洗口液を用いてもよい。歯周ポケット滲出液に含まれている成分が必ずしも唾液中にも含まれているか否か不明であるが、本発明者はHGFが唾液中に存在することを確認し、さらに当液唾液中のHGF濃度と歯周炎の進行度との相関性を見出した。用いる唾液の量は、通常0.5~5.0mL、好ましくは0.5~1.0mLで十分である。唾液は、そのままHGFの測定に供してもよいが、市販のHGF測定用ELISAキットに付属の緩衝液等を添加して2~5倍に希釈した液を用いてもよい。さらには、当該希釈液を遠心分離して沈渣を除いた上清を検体とするのがより好ましい。また唾液は、凍結保存したものを融解して用いてもよい。唾液中のHGF濃度の測定手段は、特に制限されず、例えば免疫学的測定法、HPLCシステム、プロテインチップ+SELDI-TOF-MSシステムなどが挙げられるが、このうち免疫学的測定法がより好ましい。唾液中のHGF量と4mm以上のPD数とは相関係数r=0.421と有意に相関した。
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研究分野
  • 生体物質一般
展開可能なシーズ 歯周炎ポケットからの滲出液は歯周炎の優れた診断材料であることが知られている。しかしながら、これらの指標では歯周組織特異性が確認できない。また、滲出液を採取して測定に供するための試料に調整するまでには、マウスリンスで唾液を除くことや遠心分離操作などが必要であり、高価な装置及び複数の操作を要することから、一般歯科診療室や集団検診で行うことが出来る歯周病のスクリーニングテストとしては未だ実用化されていない。そこで、歯周ポケット滲出液でなく唾液自体を対象とした新たな歯周炎診断のための手段を提供する。
簡便かつ迅速で患者に負担をかけることなく歯周炎の進行度が判定できることから、的確な治療を施すことができる。
用途利用分野 唾液の検査装置、歯周炎患者唾液の検査装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人日本大学, . 大島 光宏, . 唾液中肝細胞増殖因子の定量による歯周炎の検査方法. 特開2003-066039. 2003-03-05
  • G01N  33/50     

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