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金属センシング用環状高分子材料および金属イオン検出素子

シーズコード S110005955
掲載日 2011年10月6日
研究者
  • 樋口 昌芳
  • 正村 亮
  • クルス ディルク ジー
技術名称 金属センシング用環状高分子材料および金属イオン検出素子
技術概要 高分子材料100は、スペーサRが、ベンゼン環であり、R1およびR2がいずれもフェニル基である場合を示す。繰り返し単位n=2の場合、高分子材料100は、構造110に示されるように正方形をなす。構造110において、記号Zはシス型のイミンを表す。一方、繰り返し単位n=3の場合、高分子材料100は、構造120に示されるように三角形をなす。構造120において、記号Eは、トランス型のイミンを表す。構造120は、シス型とトランス型とが1:1で混合して存在することが分かる。このように、繰り返し単位(重合度)によって、高分子材料100は、種々の形状をとるだけでなく、シス型とトランス型とが混合し得る。このようなシス型とトランス型とが1つの高分子材料中に混合して存在することは、金属に対する錯形成能(配位能)が異なるため、複数種の金属センシングにおいて有利であり得る。
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研究分野
  • 高分子の反応
展開可能なシーズ 1つ以上の微量の金属イオンを高精度かつ簡便に検出する高分子材料、および、それを用いた検出装置を提供する。
この高分子材料は、ベンゼン環に直接接続されたイミンに金属イオンが保持される。その際に生じる電荷量の変化、すなわち金属イオンがイミンに配位(錯形成)することによる高分子材料の酸化還元電位を測定することによって電気化学的に微量の金属イオンを検出することができる。また、この高分子材料は環状であるため、高分子材料に含まれるイミンの数を正確に知ることができる。それにより、イミンに保持された金属イオン量を高精度に見積もることができる。さらに、この高分子材料は環状であるため、繰り返し単位によって特定の対称性を有した分子構造が得られる。このような特定の対称性に応じた金属イオン種を検出することができる。
用途利用分野 金属センシング用環状高分子材料、金属イオン検出素子
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, . 樋口 昌芳, 正村 亮, クルス ディルク ジー, . 金属センシング用環状高分子材料および金属イオン検出素子. 特開2007-127573. 2007-05-24
  • G01N  27/30     
  • C08G  73/00     
  • G01N  27/48     
  • G01N  27/416    

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