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バイオセンサー構成体とその製造方法

シーズコード S110005975
掲載日 2011年10月6日
研究者
  • 生駒 俊之
  • 紋川 亮
  • 柚木 俊二
  • 田中 順三
技術名称 バイオセンサー構成体とその製造方法
技術概要 生体セラミックスの一種である水酸アパタイト薄膜を有したバイオセンサーの作製法の例を以下に示す。水酸アパタイトナノ結晶は、水酸化カルシウム(0.6mol/l)懸濁液にリン酸(0.5mol/l)を一定速度で滴下し、終点のpHを8.0に調節することで合成した。その際、合成温度条件を80℃に設定し、結晶性の良い水酸アパタイトナノ結晶を得た。水酸アパタイトナノ結晶のX線回折パターンの同定の結果から、水酸アパタイト単相であることを確認した。回折ピークがシャープであり非常に結晶性が良い。次いで、得られた水酸アパタイト懸濁液をエタノールで完全に置換し、エタノールに対する水酸アパタイトの重量比を1%に調節した。その懸濁液を超音波処理により正の電荷を持った分散性の良い水酸アパタイト結晶の懸濁液を得た。これを用いて、電気泳動堆積法により水酸アパタイト膜をQCM測定用の金基板上に成膜した。超音波処理により正の電荷を帯びた水酸アパタイトナノ結晶は、負電極側の金表面に引き寄せられ水酸アパタイト層を形成する。
画像

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研究分野
  • 分析機器
展開可能なシーズ 生体セラミックス結晶を電気泳動堆積法によって形成する方法の特徴を生かし、これを改善することで、クラックの発生や基板の剥離という不都合の発生を抑えることができる、薄膜のセラミック結晶膜を形成することを可能とし、生体内で生じる様々な反応の解析等に有用な、リン酸カルシウム化合物のバイオセンサー構成体と、その製造方法を提供する。
生体セラミックスの生体内反応解析を迅速に行うため、バイオセンサーとして金属基板表面に生体セラミックスナノ結晶のナノ薄膜が提供される。特に電気泳動堆積法と超音波処理を組み合わせることで、水晶振動子(QCM)などの様々な表面反応解析に応用できるバイオセンサーの製造が可能となる。また、水晶振動子(QCM)、表面プラズモン、エリプソメーターなどの分析に応用できる。生体内で生じる様々な反応の解析・環境保全・触媒材料の設計に利用できる。
用途利用分野 バイオセンサー、バイオセンサー構成体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, . 生駒 俊之, 紋川 亮, 柚木 俊二, 田中 順三, . バイオセンサー構成体とその製造方法. 特開2007-171163. 2007-07-05
  • G01N   5/02     

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