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放送装置

シーズコード S110005980
掲載日 2011年10月31日
研究者
  • 中島 祥好
  • 上田 和夫
  • 河原 一彦
  • 安村 真奈
技術名称 放送装置
技術概要 人間が騒音下で音声を聴取、認識する際には、音声の端点を正確に認識することが最も重要であり、その部分が認識できれば、後に続く音節ないし音脈を知覚することは極めて容易となることが知られている。本装置は、このような、人間の既知の聴覚的特性に鑑みて為されたものであり、警告音等に聴取を妨げられる子音等の音声の端点を確実に聴き取らせ、その後に続く音節ないし音脈の知覚的体制化を容易にする。本装置は、音声信号の所定の周波数成分を通過させるフィルタ部と、時間フレームを形成するフレーム分割部と、フレーム内の音声信号のパワー算出部と、パワー変化率算出部と、パワー変化率から入力音声信号を増幅するか否かを決定しパワー変化率に基づいて増幅度を算出する増幅度算出部と、増幅度に応じて入力音声を増幅する音声増幅部を含む。そして、並列に配置された互いに通過帯域が異なる複数のくし型フィルタユニットを設け、異なる音信号をそれぞれ異なる通過帯域が異なるくし型フィルタに通して出力するようにし、それぞれのパワー変化率に基づいて、最も適した増幅度で増幅することにより、アナウンス音声と警告音を使用者に的確に知らせるようにした。
画像

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研究分野
  • 音声放送
展開可能なシーズ 駅などの構内放送では、発車ベル等の警告音、報知音と、発車時のアナウンスが同時に鳴らされることが多い。これらの音は、その構成周波数成分を同一帯域に有している場合が多く、必要なアナウンスが極めて聞き取りづらくなっている。とくに、高齢者や聴覚障害者にとっては、必要なアナウンスや発車ベルを聞き分けるのは困難であり、改善が強く望まれている。この課題に対して、駅構内などで使用される電車等の発車ベルなどの警告音、報知音とアナウンス音声が重複した際に、両者の情報を使用者に的確に知らせることを目的とする。
音声を知覚する上で特に重要な 3500 Hz 以下の帯域において、音声信号と発車ベルとをくし型フィルタに通し、二つのフィルタの通過帯域を交互に組み合わせることによって、両信号に極端なレベル差がない限り、どちらの信号も交互の帯域で聴きとられることが保証される。
用途利用分野 駅構内放送装置、公共警報放送装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州大学, . 中島 祥好, 上田 和夫, 河原 一彦, 安村 真奈, . 放送装置. 特開2008-085520. 2008-04-10
  • G10L  21/0364   
  • G10L  21/0316   

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