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マイクロカプセルによるX線回折造影装置

シーズコード S110005981
掲載日 2011年10月31日
研究者
  • 竹内 康人
技術名称 マイクロカプセルによるX線回折造影装置
技術概要 電子蓄積型X線発生装置1では、シンクロトロン系にパルス的に注入された電子を周回して繰り返し利用しつつ重金属片などで出来たターゲット11にぶつけ、ターゲット内の原子核のクーロン力におり電子に制動をかけX線の放射を行う。生体等価ファントム2は、ゼラチンや寒天などの中に細い管路21が血管を模擬し、ポンプ22、リザーバー23等により成る系により水を疑似血液として環流させる。この水の中には必要に応じて注射器26などによりマイクロバルーンを含むコントラスト剤の濃縮液が滴下される。一方マイクロバルーンは強力な超音波により破壊されて中空性を失い中のガスが逃げ出しまたは周囲の水に溶解してなくなるので、これを実験的に実現するために超音波送波器24がこのファントムには配置され、パルス発生器25がこれを必要に応じて駆動する。この管路中のマイクロバルーンは超音波パルスの照射により中空性を失い、従ってX線の回折能力も失われ、影を作る能力も失われる。
画像

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研究分野
  • 医療用機器装置
  • 放射線計測・計測器一般
  • 生体計測
展開可能なシーズ 従来のX線造影方法はすべからくX線の吸収剤を分布させ、その吸収により透過X線が減衰する事をもって造影する。吸収剤は重い核種を有する人体に無害な無機化合物を水溶液または細片として体内に送入し、自然排出を待つ。さらに、排泄過程において体に負担をかけることもある。そこで、医療ないし生体工学の領域における新規なX線造影方法、特にマイクロバルーンによるX線回折造影方法および同装置を提供する。
造影剤として数μm程度の毛細血管を通過する寸法で、人体内部において無害分解される物質を殻に持つ中空マイクロカプセルないしマイクロバルーンを用いる。X線源として物体中の原子核に収束電子ビームを集中照射して輝点サイズが10μmないし数μmの制動放射を誘発する方式の物を用い、これらの有機的な組み合わせにより回折法造影を可能にする。マイクロバルーンの殻の厚さは数百Åないしそれ以下で、この薄さがもとで前後で高い回折角を得る事ができる。本発明のX線造影方法および同装置によれば新しい手法の医療用ないし一般の非破壊検査用の造影撮影が可能である。
用途利用分野 X線回折造影装置、X線造影装置、マイクロバルーン
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 鹿児島大学, . 竹内 康人, . マイクロカプセルによるX線回折造影装置. 特開2002-200065. 2002-07-16
  • A61B   6/00     
  • A61K  49/04     

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