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レゾルシノール系ポリマーを前駆体とした高比表面積炭素とその製造方法及び用途

シーズコード S110006003
掲載日 2011年10月31日
研究者
  • 木島 剛
  • 藤川 大輔
技術名称 レゾルシノール系ポリマーを前駆体とした高比表面積炭素とその製造方法及び用途
技術概要 レゾルシノール、水酸化ナトリウム、セチルトリメチルアンモニウムブロミド(ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド)および水1:1:1:480のモル比の溶液を調製した。この溶液にホルムアルデヒド(モル比2)の溶液を加え25℃で3日間静置し、続いて90℃で24時間静置した。得られた固相をろ過により水分を除去した。その後、この生成物を20倍容のエタノールに分散させ、ついで、この分散液にNaOHの仕込み物質量の10倍量のHClを加え、これを室温で8時間攪拌した後、ろ過した。この酸処理操作を計6回行なった。得られた酸処理試料を炭素前駆体とし、これを窒素雰囲気下1000℃で焼成することにより、炭素を得た。走査型電子顕微鏡(SEM)像より、この炭素は数百nmの粒子が連結した形態を持っていることが分かった(図1(a))。
画像

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研究分野
  • 吸着剤
展開可能なシーズ 炭素に高比表面積を賦与することにより、電気的、化学的、熱的、物理的に優れた機能を特異的に発現させることができる。
化学的熱的に安定でその特異な形状・組成により、次の各種分野において使用され、優れた作用効果を発揮することが期待される。1)物質分離材としての利用は、酸・アルカリ領域において化学的に安定でかつ粒子形態・サイズが制御されたクロマトグラフィーの担体、イオン交換樹脂等への応用。2)物質貯蔵材として利用は、水素等の小分子やイオンの貯蔵。3)繊維、ゴム、フィルムあるいはプラスチック製品などの添加剤として用いた場合、製品の改質、補強。4)塗料、インキ、接着剤あるいは紙塗工剤などの液体製品への添加剤として用いた場合、製品の改質。5)電池材料として用いた場合、高性能化。6)電気二重層キャパシタ材料として用いた場合、高性能化。
用途利用分野 高性能分離剤、吸着剤、物質貯蔵剤、繊維・ゴム・フィルム・プラスチック製品・インキ・塗料・接着剤などへの添加剤、各種電極材、断熱材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 宮崎大学, . 木島 剛, 藤川 大輔, . レゾルシノール系ポリマーを前駆体とした高比表面積炭素とその製造方法及び用途. 特開2008-222463. 2008-09-25
  • C01B  31/02     
  • B01J  20/20     
  • B01J  20/30     
  • C09C   1/44     
  • C09D   7/12     
  • C09D  11/00     
  • C09J   9/02     
  • C09J  11/04     
  • H01G   9/058    
  • H01M   4/587    

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