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miRNA発現プロファイリングに基づく尿路上皮癌の検出方法

シーズコード S110006041
掲載日 2011年11月2日
研究者
  • 関 直彦
  • 榎田 英樹
  • 中川 昌之
技術名称 miRNA発現プロファイリングに基づく尿路上皮癌の検出方法
技術概要 2種類のmiRNAが尿路上皮癌患者の尿中で健常人と比較して有意に発現変動していることを初めて見出した。これらmiRNAは尿路上皮癌の癌化プロセスに重要な役割を担っていると考えられた。そして、このような知見に基づきこの発明を完成した。すなわち、尿検体中の細胞中のmiR-96及びmiR-183から成る群より選択された少なくとも一つのmiRNAの発現量の変動を測定することから成る、尿路上皮癌の検出方法、該検出方法と尿細胞検査とを組み合わせた尿路上皮癌の検出方法、細胞中のmiR-96及びmiR-183から成る群より選択された少なくとも一つのmiRNAの発現量の変動に基づく、尿路上皮癌の治療又は予防に有効な物質のスクリーニング方法、及び、これら方法に用いるキット。尿路上皮癌の治療又は予防に有効な物質のスクリーニング方法は、(a)被検物質の存在下に細胞を培養する工程、(bこの該細胞における各miRNAの発現量を測定する工程、及び(c)発現量の亢進を抑制するか又は発現量を減少させる物質を選択する工程、が含まれる。
画像

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研究分野
  • 泌尿生殖器の診断
展開可能なシーズ 尿路上皮癌の新規の診断・検出用マーカー・キットを開発することは急務である。そこで、[1]尿検体中の細胞中のmiR-96及びmiR-183の少なくとも一つのmiRNAの発現量の変動を測定する方法、及び尿路上皮癌の検出方法、[2]細胞中のmiR-96及びmiR-183の少なくとも一つのmiRNAの発現量の変動に基づく、尿路上皮癌の治療又は予防に有効な物質のスクリーニング方法、[3]この方法に用いるキット、[4]この検出方法と尿細胞検査とを組み合わせた尿路上皮癌の検出方法、を提供する。
尿検体中の特定のmiRNA の発現量の変動を測定することによって、尿路上皮癌の非侵襲的検出が可能となり、尿路上皮癌の治療又は予防に有効な物質をスクリーニングすることが可能となった。酵素や酸による変性が少なく検体採取から24時間後でも安定した検出が可能である。従来の尿細胞検査と較べて高い特異度に加えて高い感度を有しており、尿細胞検査で陰性の検体でも検出し得る。検出にかかる時間は約3時間以下と迅速かつ信頼性に優れた検出系が可能となる。高い検出率で非侵襲的な尿路上皮癌の判定が可能である。
用途利用分野 尿路上皮癌の検出キット、尿路上皮癌に対して有効な物質のスクリーニングキット
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 千葉大学, 国立大学法人 鹿児島大学, . 関 直彦, 榎田 英樹, 中川 昌之, . miRNA発現プロファイリングに基づく尿路上皮癌の検出方法. 特開2011-036242. 2011-02-24
  • C12Q   1/68     
  • C12N  15/09     

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