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抗菌性物品とその抗菌性薄膜の作製方法。

シーズコード S110006078
掲載日 2011年11月4日
研究者
  • 吉武 道子
  • 兼松 秀行
  • 生貝 初
技術名称 抗菌性物品とその抗菌性薄膜の作製方法。
技術概要 抗菌性薄膜4a及び抗菌性薄膜4bを製造するには、まず図(a)に示す基材6の物品表面にSn薄膜2を形成した後、図(a)に示す通りSn薄膜2上にAg薄膜1を形成して、Ag-Sn積層薄膜5が形成される。基材6上に形成された積層薄膜5は、200℃から300℃で1時間以上加熱・保持した後、50℃/min以下の冷却速度で冷却される。その結果、図(b)、(c)に示す通り、積層薄膜5を構成するAg薄膜1とSn薄膜2が互いに反応し拡散して、これら薄膜の界面に金属間化合物相3が形成された抗菌性薄膜4aまたは抗菌性薄膜4bが形成される。ここで、加熱・保持温度が低い場合、図(b)に示す通り、Ag-Sn積層薄膜5は金属間化合物相3上にAg薄膜1が残留する抗菌性薄膜4aとなる。また、加熱・保持温度が高い場合、Ag-Sn積層薄膜5中のAg薄膜1とSn薄膜2の反応がさらに進行し、図(c)に示すAg薄膜1が全て金属間化合物相3となった抗菌性薄膜4bとなる。また、図(c)で明らかな通り、Sn薄膜がAg薄膜に対してより薄い場合は、Sn単独の相が残存せず、全体が金属間化合物相となるか、Ag相と金属間化合物相との二相になる。
画像

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研究分野
  • 日用品・雑貨工業一般
  • 気相めっき
展開可能なシーズ 耐久性を向上した、抗菌性物品とその抗菌性薄膜の作製方法を提供する。
Sn-Agが金属間化合物をバインダーとして結合され、膜全体が一体化されているので、抗菌性材が使用中に脱落もしくは剥落し、抗菌性を滅失するという問題をなくした。また、SnをAgの金属間化合物とすることにより、Sn膜がある場合はその硬さを硬くし、より強度を増すことができる。
用途利用分野 抗菌性物品、食品用容器、食品用器具、抗菌性薄膜、Ag-Sn積層薄膜
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, 独立行政法人国立高等専門学校機構, . 吉武 道子, 兼松 秀行, 生貝 初, . 抗菌性物品における抗菌性薄膜の作製方法. 特開2008-050695. 2008-03-06
  • C23C  30/00     
  • C23C  14/14     
  • C23C  14/58     
  • A01N  25/08     
  • A01N  59/16     
  • A01P   3/00     

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