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DNAの自己組織化によるDNAナノケージ及びその製造方法、並びにそれを用いたDNAナノチューブ、分子キャリアー

シーズコード S110006128
掲載日 2011年11月7日
研究者
  • 松浦 和則
  • 君塚 信夫
  • 山下 太郎
技術名称 DNAの自己組織化によるDNAナノケージ及びその製造方法、並びにそれを用いたDNAナノチューブ、分子キャリアー
技術概要 三種のオリゴヌクレオチドからなり、各オリゴヌクレチドのそれぞれの5’末端に他の2種のオリゴヌクレチドとハイブリダイズして、二重鎖を形成するよう配列設計された領域と3’末端に自己相補一本鎖領域を有する10量体~100量体の長さの三種のオリゴヌクレチドを、ハイブリダイズすることにより形成される、各末端に自己相補一本鎖領域を有する三方向に枝分かれした二重鎖DNAを、自己組織化して形成されるDNAナノケージである。各オリゴヌクレチドのそれぞれの5’末端に他の2種のオリゴヌクレチドとハイブリダイズして、二重鎖を形成するよう配列設計された領域と、3’末端に自己相補一本鎖領域を有する三種のオリゴヌクレチドを0~10℃で混合しハイブリダイゼーションにより2次元的に集合させ、各末端に自己相補一本鎖を有する三方向に枝分かれした二重鎖DNAを形成させ、得られた三方向に枝分かれした二重鎖DNAを3次元的に自己相補末端を全て消費するように自己組織化させてDNAナノケージを製造する(図)。DNAナノケージに金属微粒子や蛋白質を包接した分子キャリアーとして利用できる。
画像

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研究分野
  • 高分子の立体構造
  • 生物薬剤学(基礎)
展開可能なシーズ DNAからなるナノケージを提供する。一段階の操作で簡便に且つ経済的にDNAナノケージを構築できるDNAナノケージの製造方法を提供する。DNAナノケージを一次元方向に連結したDNAナノチューブ、内部空間に可逆的に金属微粒子や蛋白質等のナノ粒子を複数包接することができる分子キャリアーを提供する。
DNAナノケージは、DNAから一段階の過程で簡便に作成でき、内部空間にナノ粒子を内包できるため、DNAを利用した機能性材料の開発への効果は絶大である。更に、ナノ領域からメソスコピック領域へと幅広いテクノロジー分野へと展開できる可能性を有しており、次世代の多機能性マテリアルとして利用できる。また、DNAナノケージ内部に蛋白質医薬を内包させ、ケージ表面に細胞標的性分子を結合させることにより、標的性があり且つ温度やDNA分子認識に応答して薬物を徐放するドラッグデリバリーシステムの新規キャリヤーとしても利用できる。DNAナノケージは、混合するだけで殆どエネルギーを要さずに作成できるため、分子キャリヤーとしての利用性が高い。
用途利用分野 ドラッグデリバリーシステム、分子キャリアー
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州大学, . 松浦 和則, 君塚 信夫, 山下 太郎, . DNAの自己組織化によるDNAナノケージ及びその製造方法、並びにそれを用いたDNAナノチューブ、分子キャリアー. 特開2003-259869. 2003-09-16
  • C12N  15/09     
  • C07H  21/04     

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