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糖鎖改変方法

シーズコード S110006171
掲載日 2011年11月14日
研究者
  • 柿崎 育子
  • 遠藤 正彦
技術名称 糖鎖改変方法
技術概要 グリコサミノグリカンおよびプロテオグリカンを含む水溶液をグリコシダーゼ固定化カラムに通液する。その結果、グリコシダーゼの作用に基づく糖鎖の加水分解反応および糖転移反応をカラム内で行うことにより糖鎖を改変する。グリコシダーゼはヒアルロニダーゼである。図1に示す糖鎖改変装置は、糖鎖の加水分解反応を行うための第1のグリコシダーゼ固定化カラム(第1CM)と糖転移反応を行うための第2のグリコシダーゼ固定化カラム(第2CM)を直列に連結したものであり、第1CMと第2CMの間には第1CM内で行う糖鎖の加水分解反応によって得られる生成物の精製手段としての限外ろ過膜ユニットが配置され、第2CMの下流には送液手段としてのペリスタポンプが配置されている。この糖鎖改変装置は、(1)から出発原料であるプロテオグリカンを第1CMにアプライした後、糖鎖の加水分解反応を所定の条件下で行う。限外ろ過膜ユニットにより、反応液に含まれる糖鎖欠損プロテオグリカンと糖鎖分解断片を分離し、糖鎖欠損プロテオグリカンを第2CMに導入する。(2)から糖転移反応を行うための供与体を導入し、糖転移反応を所定の条件下で行う。
画像

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研究分野
  • 酵素の応用関連
展開可能なシーズ 酵素学的手法による糖鎖改変方法において、反応に用いたグリコシダーゼの混入がない生成物を得るための方法を提供する。
反応に用いるグリコシダーゼがカラム内に固定化されているので、反応後にグリコシダーゼを除去するための精製工程が不要となる。従って、グリコシダーゼの混入がない高い純度の糖鎖改変生成物の収量の向上を図ることができる。また、グリコシダーゼを用いてプロテオグリカンのグリコサミノグリカン糖鎖の加水分解反応を行ってその構成糖の一部または全部を欠損させた後、糖転移反応を行って欠損させた構成糖を新たな構成糖に置換して糖鎖を組み換えたり、さらに新たな構成糖を付加して糖鎖を伸長したりする連続工程を、グリコシダーゼ固定化カラムを組み込んだ糖鎖改変装置を用いて繰り返し行うことができる。
用途利用分野 糖鎖欠損プロテオグリカン、糖鎖改変プロテオグリカン、糖鎖連続加水分解装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人弘前大学, . 柿崎 育子, 遠藤 正彦, . 糖鎖改変方法および糖鎖改変装置. 特開2009-278907. 2009-12-03
  • C12P  19/26     

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