TOP > 技術シーズ検索 > マラリア原虫人工染色体

マラリア原虫人工染色体

シーズコード S110006216
掲載日 2011年11月14日
研究者
  • 油田 正夫
  • 岩永 史朗
技術名称 マラリア原虫人工染色体
技術概要 このマラリア原虫人工染色体は、宿主マラリア原虫由来のセントロメア領域を含むものである。セントロメア領域の配列は、アデニン-チミジン塩基対を96%より多く含む配列であって、1または2の繰り返し配列を有し、2kbpより小さい。さらに宿主マラリア原虫由来のテロメア領域および外来遺伝子を含むマラリア原虫人工染色体を含む。好ましくは、外来遺伝子あるいはその制御領域の配列に、宿主と異なるマラリア原虫種由来の配列を含むマラリア原虫人工染色体である。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2009-051454.gif
研究分野
  • 遺伝子の複製
展開可能なシーズ 迅速かつ簡便な遺伝子組み換えを行う方法として、マラリア原虫に適用可能な人工染色体の確立が切望されている。そこで、熱帯熱マラリア原虫およびネズミマラリア原虫において安定に維持される人工染色体を提供することにより、熱帯熱マラリア原虫およびネズミマラリア原虫の迅速かつ簡便な遺伝子組み換え法を開発する。
従来よりも組換え原虫が獲得されるまでの期間が短縮され、娘細胞への分配効率の上昇により、遺伝子導入後の人工染色体の保持率が向上する。また、相同組換えを抑制する効果により、宿主であるマラリア原虫の染色体に影響を与えずに外来遺伝子を組み入れることを可能とする。さらに、マラリア原虫において通常のプラスミドで見られる異常な複製が起こらず、実験上の障害を回避することができる。ネズミマラリア原虫の人工染色体は、従来法よりも遺伝子導入効率を上昇させ、また、マラリア原虫の生活環を通じて安定に維持される。特に、テロメアを組込んだ環状、直鎖状のネズミマラリア原虫人工染色体は、マラリア原虫の生活環中の肝臓ステージにおいても安定的に維持される。
用途利用分野 マラリア原虫人工染色体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人三重大学, . 油田 正夫, 岩永 史朗, . マラリア原虫人工染色体. 特開2010-200705. 2010-09-16
  • C12N  15/09     
  • C12N   1/11     

PAGE TOP