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難培養性微生物の培養方法

シーズコード S110006321
掲載日 2011年11月16日
研究者
  • 田中靖浩
  • 森 一博
技術名称 難培養性微生物の培養方法
技術概要 自然界に存在し、培養困難な微生物(以下、難培養性微生物とする)を、無菌ウキクサ科植物の根に付着させ、無菌ウキクサ科植物とともに液体培地にて培養し、液体培地による培養の後、ウキクサ科植物の根から微生物を採取し、微生物分離・培養用培地により培養する難培養性微生物の培養方法である。無菌ウキクサ科植物がウキクサ科のSpirodela polyrrhizaである。この方法によれば、従来の培養法では培養化できない微生物であっても、培養することができる。また、試験すべき環境サンプルを用意し、無菌ウキクサ科植物の根を環境サンプルの溶液に一定期間浸した後、無菌ウキクサ科植物の根に付着した微生物を採取し、この微生物を微生物分離・培養用培地にて培養した後、微生物分離・培養用培地より分離する、難培養性微生物の分離方法である。環境サンプルを採取された環境は、淡水、海水、堆積物および土壌からなる群から選ばれる。図に示すように、通常の平板培養法と比べて、無菌ウキクサ科植物を用いた場合は新規微生物種の取得率が著しく向上している。
画像

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研究分野
  • 微生物の接種・培養法
展開可能なシーズ 自然環境中生息しているが、従来の培地では培養、分離することが困難であった難培養性微生物に対しても効率的に増殖させることのできる微生物の培養方法、及び分離方法を提供する。
従来の分離、培養方法では培養することが困難であった難培養性微生物を分離、培養することができる。分離された新規微生物は、これまでに知られていない代謝機能、遺伝子を有することも考えられるため、医薬品生産、食品生産等に利用できる新規な有用物質生産微生物あるいは遺伝子の取得が見込める。したがって、医薬品生産、食品生産、排水処理など様々な産業に利用可能であり、有用な新規微生物の取得が可能となる。
用途利用分野 難培養性微生物培養キット、難培養性微生物分離キット
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人山梨大学, . 田中靖浩, 森 一博, . 難培養性微生物の培養方法. 特開2009-195124. 2009-09-03
  • C12N   1/02     

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