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有機ホウ素π電子系化合物及びその合成中間体

シーズコード S110006361
掲載日 2011年11月21日
研究者
  • 山口 茂弘
  • 若宮 淳志
  • 森 憲二
  • チョウ ツイファ
技術名称 有機ホウ素π電子系化合物及びその合成中間体
技術概要 有機ホウ素π電子系化合物は、ベンゼン又は置換ベンゼンに2つのホウ素置換基がパラ位に導入された、式(1)で表される化合物である。ここで、ホウ素置換基とは、式(1)中の-BR及び-BRを表す。この有機ホウ素π電子系化合物は、側鎖ホウ素置換基のR,R,R及びRがπ電子系骨格に対し立体障害を及ぼしπ電子系骨格にねじれが生じる。これにより、π電子系骨格が非平面性となり、固体状態での分子間相互作用の度合を制御することができる。また、ホウ素置換基を側鎖として用いるため、主鎖方向とは異なる方向にもπ電子系を広げることができる。これにより、良好な発色を示し、発光性材料(有機EL素子の発光層や有機レーザなど)として適している。更に、ルイス酸性であるホウ素を側鎖に導入することにより、本来、正孔輸送性を有する傾向にあるオリゴチオフェン化合物に電子輸送性を持たせることができ、電荷輸送性材料としても適している。例には2,5‐ビス(ジメシチルボリル)‐1,4‐ビス(フェニルエチニル)ベンゼンの合成および結晶構造、スペクトル、蛍光量子収率の測定結果が示されている。
画像

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研究分野
  • 有機ほう素化合物
  • 発光素子
展開可能なシーズ 固体状態において高い量子収率で発光する新規な発光性材料の開発を目標に、新規な有機ホウ素π電子系化合物を提供する。また、π共役骨格に対してホウ素置換基を側鎖として導入した新規な有機ホウ素π電子系化合物を提供し、更に、そのような有機ホウ素π電子系化合物の合成中間体を提供する。
固体状態において高い量子収率を示す。また、ホウ素置換基を側鎖として用いるため、主鎖方向とは異なる方向にもπ電子系が広がり、発光性材料として良好な発光を示す。更に、ルイス酸性であるホウ素を側鎖に導入することにより、本来、正孔輸送性を有する傾向にあるオリゴチオフェン化合物に電子輸送性を持たせることができ、電荷輸送性材料としても適している。
用途利用分野 有機ホウ素π電子系化合物、合成中間体、発光性材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, . 山口 茂弘, 若宮 淳志, 森 憲二, チョウ ツイファ, . 有機ホウ素π電子系化合物及びその合成中間体. . 2009-05-28
  • C07F   5/02     
  • C09K  11/06     
  • H01L  51/50     

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