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セルロースII型結晶構造を有するミクロフィブリル化セルロース及び該ミクロフィブリル化セルロースを含有する成形体

シーズコード S110006374
掲載日 2011年11月21日
研究者
  • 矢野 浩之
  • ナカガイト アントニオ ノリオ
技術名称 セルロースII型結晶構造を有するミクロフィブリル化セルロース及び該ミクロフィブリル化セルロースを含有する成形体
技術概要 ミクロフィブリル化セルロースをアルカリ溶液に浸漬処理し、ミクロフィブリル化セルロースの結晶構造がII型に変化させセルロースII型結晶構造を有するミクロフィブリル化セルロースを得る。また、ミクロフィブリル化セルロースを1~100重量%及び樹脂を0~99重量%配合及び成形することを特徴とする成形体はその増強の程度が他のセルロース繊維を配合した成形体における増強の程度よりも格段に大きい。図の上段はMFCサンプル、下段はパルプサンプルの引張強度試験結果を表す。縦軸は応力(MPa)、横軸はひずみである。、MFCは20%濃度のアルカリ溶液処理の有無で、破壊ひずみが約0.025(非アルカリ溶液処理MFC)から約0.075(アルカリ溶液処理MFC)へと、約3倍も増大した(図上段)。これに対して、パルプは、約0.01(非アルカリ溶液処理パルプ)が約0.014(アルカリ溶液処理パルプ)になった程度であった(図下段)。したがって、アルカリ処理によって得られるセルロース繊維含有成形体の引張破壊ひずみ増強効果は、MFCの方が、パルプよりもはるかに大きい。
画像

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研究分野
  • 再生繊維
  • 充填剤,補強材
展開可能なシーズ 強度(引張強度、曲げ強度、破壊ひずみ、破壊じん性(破壊までの仕事量))が増強されたミクロフィブリル化セルロース及びミクロフィブリル化セルロースを含有する成形体を提供する。
ミクロフィブリル化セルロースをアルカリ溶液処理して得られるII型結晶構造を有するミクロフィブリル化セルロースを樹脂(好ましくは、ポリ乳酸等の生分解性樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂)に配合することによって、得られる成形体は、通常のミクロフィブリル化セルロースを配合した樹脂の成形体と比較して、引張強度又は曲げ強度、引張破壊ひずみ又は曲げ破壊ひずみ、及び破壊じん性(破壊までの仕事量)が大幅に増強される。
用途利用分野 フィブリル化セルロース、繊維強化プラスチック
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 矢野 浩之, ナカガイト アントニオ ノリオ, . セルロースII型結晶構造を有するミクロフィブリル化セルロース及び該ミクロフィブリル化セルロースを含有する成形体. . 2009-12-17
  • C08J   5/06     
  • D21H  11/20     
  • C08B  15/08     

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