TOP > 技術シーズ検索 > 2次元フォトニック結晶光共振器

2次元フォトニック結晶光共振器

シーズコード S110006387
掲載日 2011年11月21日
研究者
  • 野田 進
  • 浅野 卓
  • 田中 良典
技術名称 2次元フォトニック結晶光共振器
技術概要 この2次元フォトニック結晶光共振器では、各ベース領域131及び遷移領域の配置周期の違いに起因して、ベース領域131内の導波路15を通過できる波長帯域には含まれず、第0遷移領域140内の導波路15の通過波長帯域には含まれる波長(共振波長)が存在する。第0遷移領域140以外の遷移領域では、この共振波長は導波路波長帯域の境界付近の波長に該当し、第0遷移領域140からベース領域131に向かう光の一部がそれら各遷移領域同士及び左(右)第4遷移領域1414(1424)とベース領域131の境界で緩やかに反射される。この緩やかな反射により、共振波長の光は各遷移領域の導波路内に緩やかに閉じ込められ、導波路15のうちベース領域131で挟まれた部分17が光共振部として機能する。そして、導波路15の幅をWよりも狭くすることにより、導波路15の材料(本体11の材料)と空孔12の屈折率の差による光の閉じ込め効果が大きくなると共に、光共振部17の体積が小さくなる。この結果、同じ体積で比較すると導波路15の幅が狭くなるほどガウス包絡線の幅を広くできるため、同じ体積を持つ従来のヘテロ共振器よりもQ値を大きくできる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2007-079343.gif
研究分野
  • 伝送回路素子
  • 光デバイス
  • 金属の結晶構造
展開可能なシーズ モード体積が従来よりも更に小さいヘテロ共振器を提供すると共に、そのようなヘテロ共振器において従来よりも更に高いQ値を得ることができるものを提供する。
この2次元フォトニック結晶光共振器は、異屈折率領域を線状欠陥側に所定量だけシフトさせたことにより、シフトをさせない場合よりも導波路の幅が狭くなる。このように導波路の幅が狭くなることにより、導波路に最隣接の異屈折率領域と導波路の屈折率の差による光の閉じ込め効果が大きくなり、電磁界の広がりが小さくなる。そのため、この2次元フォトニック結晶光共振器では従来のヘテロ共振器よりもモード体積を小さくすることができる。これにより、光共振器の集積化が容易になると共に、光共振器内での光と物質との相互作用を強くすることができる。
用途利用分野 2次元フォトニック結晶光共振器、光共振器、波長合分波器、光デバイス、ヘテロ共振器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 野田 進, 浅野 卓, 田中 良典, . 2次元フォトニック結晶光共振器. 特開2008-241892. 2008-10-09
  • G02B   6/12     

PAGE TOP