TOP > 技術シーズ検索 > 易成形性マグネシウム合金板材及びその作製方法

易成形性マグネシウム合金板材及びその作製方法

シーズコード S110006389
掲載日 2011年11月21日
研究者
  • 千野 靖正
  • 馬渕 守
技術名称 易成形性マグネシウム合金板材及びその作製方法
技術概要 本マグネシウム合金には好ましくは0.4~2.6質量%のZnと総量が0.01~0.7質量%の範囲の希土類元素(Y、Sc、La、Ce、Pr、Nd、Sm)の1種以上を含む。また、好ましくは0.01~0.5質量%の範囲のMn及び/又はZrも含む。本合金の特徴は、適正な条件での熱間・温間圧延と焼鈍により、XRD法(シュルツの反射法)測定で(0002)面集合組織が板幅方向に極を有し、常温(30℃)でエリクセン値が少なくとも8.0の優れた成形性を示す事である。Mg-Zn-Ce系合金の実施例を図1に示したが、合金を高温(450℃程度)に加熱、熱間・温間圧延を行い、さらに焼鈍を行うと板幅方向に(0002)面の極が現れた集合組織が形成する。すなわち、板材の(0002)面集合組織は常温(30℃)でアルミニウム合金にも匹敵するほどの優れた成形性(常温で)を示している。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2008-292848.gif
研究分野
  • 非鉄金属材料
展開可能なシーズ 適当な条件で熱間・温間圧延し、更に、適当な熱処理に供することにより、集合組織を改質し、常温(30℃)で、アルミニウム合金に準ずる、もしくは匹敵する、優れた易成形性を有するマグネシウム合金板材を作製する技術を提供する。
パソコン、携帯電話、デジタルカメラ等の家電製品筐体には、マグネシウム合金鋳造材が利用されている。しかし、現状の鋳造法による生産法には、鋳造欠陥を補うための後処理が必要であること、歩留りが低いこと、部材の強度・剛性に問題があること、等の問題がある。、プレス成形は、歩留まりが高く、成形と同時に高強度・高靭性化を図ることができる。本マグネシウム合金製板材は、家電製品筐体等の分野でプレス成形により、薄肉、かつ高強度な成形体を、安価なプロセスで作製することができる。
用途利用分野 マグネシウム合金板材、デジタルカメラ、ノートパソコン、家電製品プレス成形体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 国立大学法人京都大学, . 千野 靖正, 馬渕 守, . 易成形性マグネシウム合金板材及びその作製方法. 特開2010-013725. 2010-01-21
  • C22F   1/06     
  • C22C  23/04     
  • B21B   3/00     
  • C22F   1/00     

PAGE TOP