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海藻の分析方法

シーズコード S110006395
掲載日 2011年11月21日
研究者
  • 嶌田 智
技術名称 海藻の分析方法
技術概要 主要アオノリ3種(ウスバアオノリ(同種としてスジアオノリを含む)、ヒラアオノリ、ボウアオノリ)各10検体のDNAを抽出し、抽出DNAを鋳型として1回目のPCRを行い、PCR可能なDNAが抽出できたかを確認した。PCRの試薬はexTaq(TAKARA社製)を使用した。プライマーはアオサ・アオノリ類のITS2領域を増幅する既知のプライマーセットを用いた。PCRの反応条件は94℃45秒、50℃45秒、68℃60秒を35サイクルであった。1%アガロースゲルにて電気泳動でバンドの有無を確認した。続いて全検体を2回目のPCRにかけた。主要アオノリ3種にそれぞれ特異的なフォワードプライマーとリバース側は共通なプライマーを用いてPCRを行った。1%アガロースゲルにて電気泳動でバンドの有無を確認した。その結果、ウスバアオノリ(スジアオノリ)種特異的なプライマーを使用した場合のみ1,4,5,7,10番目のサンプルで明確なバンドが確認でき、10検体中5検体が陽性であった。即ち、5検体がアオノリ属の海藻であった。本発明は、海藻の種の同定に利用できる。
画像

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研究分野
  • 海藻類
展開可能なシーズ DNAシーケエンサーを用いることなしに、簡便かつ低コストで、検体がアオノリ属の海藻であるか否かを分析する方法を提供する。
DNAシーケエンサーを用いることなしに、簡便かつ低コストで、検体がアオノリ属の海藻であるか否かを分析することができる。被検試料に含まれるDNAを鋳型として、アオノリ属の海藻であるウスバアオノリ、ヒラアオノリおよびボウアオノリのそれぞれの遺伝子における種特異的な配列に相補的な3種類の配列を一方のプライマーとし、かつ上記3種の海藻に共通する1種類の遺伝子配列を他方のプライマーとしてPCRを行う。そしてPCR産物の有無により、被検試料がアオノリ属の海藻であるか否かを決定できる。また、必要により、PCR産物の分子量の違いから、電気泳動法の結果(バンドの位置)により、被検試料がアオノリ属の海藻である場合、ウスバアオノリ(またはスジアオノリ)、ヒラアオノリおよびボウアオノリのいずれの海藻であるかも判別することが可能である。本法は簡便かつ低コストの分析法である。
用途利用分野 海藻、海藻食品、水産食品、アオノリ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 北海道大学, . 嶌田 智, . 海藻の分析方法. 特開2006-304604. 2006-11-09
  • C12Q   1/68     

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