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貝類の処理装置および処理方法

シーズコード S110006418
掲載日 2011年11月21日
研究者
  • リム・ヨンゲー
  • 丹羽 千明
  • 長尾 宣夫
  • 戸田 龍樹
技術名称 貝類の処理装置および処理方法
技術概要 外気を遮断可能な第1処理槽T1と第2処理槽T2を設け、第1処理槽は、処理対象の貝類11を浸漬した第1処理液12を収容し、第1処理液12を攪拌部材16で攪拌し、嫌気性条件下で貝類の有機固形物を可溶化する。第2処理槽は、第1処理槽から移液され第1処理液12に嫌気性種汚泥が添加されてなる第2処理液31を収容し、攪拌機32で攪拌して、嫌気性条件下で嫌気性処理を施す。ここで、第1処理槽は、第2処理液31の上澄み部分に貝殻を浸漬してなる第3処理液12aを収容し、好気性条件下で貝殻を好気性微生物の担体として用いた好気性微生物による好気性処理を施す。なお、第1処理槽を複数個設け、複数の第1処理槽と第2処理槽間で第1処理液および第2処理液の上澄みをそれぞれ移液可能にすること、または、好気性処理を施す第3処理槽を設け、第3処理液12aを収容し攪拌しながら好気性条件下で好気性処理を施すこともできる。また、第2処理槽に、発生メタンガスを回収するエネルギー回収部36や塩化ナトリウム調整部や成分添加部調整部34、さらに底部に沈殿物を除去する取り出し管35を設けることが好ましい。他に貝類の処理方法の発明がある。
画像

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研究分野
  • 産業廃棄物処理
  • 廃棄物処理
  • 下水,廃水の生物学的処理
展開可能なシーズ 好気性処理における処理安定性や処理能力を向上させ、処理後の貝殻をより清浄な状態にできる手段を提供する。
嫌気性条件での処理において、貝類の有機固形物である貝肉は、酵素や細菌の作用による加水分解および酸生成過程で、高分子有機物が低分子化されるのと同時に、一部、吉草酸、酪酸、プロピオン酸などの有機酸などに分解され、可溶化した有機物となる。ムラサキイガイなどの貝類では、3日程度で貝肉が貝殻から剥離され、可溶化される。また、第1処理槽での嫌気性処理において、処理液が酸性になると嫌気性微生物による分解作用を阻害するが、貝殻を浸漬していることから、貝殻の炭酸カルシウムが溶出し酸を中和する作用が働き、嫌気性微生物による分解作用を阻害しないほぼ中性に保持することができる。また、貝殻からCa,Mg,Sなどの微量元素が溶出することで、安定した処理を持続することが可能となる。また、第2処理槽での嫌気性処理においては、メタン生成細菌のメタン発酵作用によりメタンガスが発生するが、このメタンガスを回収するエネルギー回収部を設けることにより、メタンガスを燃料ガスとして用いることができる。
用途利用分野 有機体微生物処理装置、産業廃棄物処理装置、貝微生物処理槽、生ゴミ処理装置、食品工場廃棄物処理装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人 創価大学, . リム・ヨンゲー, 丹羽 千明, 長尾 宣夫, 戸田 龍樹, . 貝類の処理装置および処理方法. 特開2008-049274. 2008-03-06
  • B09B   3/00     

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