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バイオマスの糖化・回収方法

シーズコード S110006438
掲載日 2011年11月21日
研究者
  • 徳安 健
技術名称 バイオマスの糖化・回収方法
技術概要 バイオマス原料の硫酸処理により溶出した多糖あるいはオリゴ糖を、硫酸水溶液中における多糖あるいはオリゴ糖との結合活性を有する不溶性素材を用いて吸着し、硫酸水溶液と分離することを特徴とする、バイオマスの糖化・回収方法である。バイオマス原料としては、セルロースを含むものが好ましいが、キチンを含むものも使用することができる。硫酸処理条件は、バイオマス原料に含まれる多糖の殆どが、重合度2以上のオリゴ糖または多糖の形に分解される条件であれば良く、バイオマス原料の種類や形状に応じて適宜設定することができる。結晶性セルロースの場合、望ましくは72wt%以上85wt%以下の硫酸で、10℃以上40℃以下の温度で1分間から2時間程度処理することにより、硫酸が浸入してセルロースの結晶構造が壊れ、多糖または重合度の高いオリゴ糖が効果的に遊離する。実質的な硫酸濃度を高く保ち、硫酸の使用量を節約するためにも、硫酸処理に先立ち、バイオマスは、乾燥、粉砕の前処理を行うことが望ましい。不溶性素材は、鉱物(タルク、ゼオライト、酸性白土、活性白土、モンモリロナイト、ハロイサイトなど)を強酸処理し吸着能を向上させたものである。
画像

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研究分野
  • 単糖類
  • 不均一系触媒反応
展開可能なシーズ バイオマス原料の硫酸処理後に、硫酸水溶液中の多糖あるいはオリゴ糖を効率よく硫酸水溶液から分離・回収できる技術を提供する。
バイオマス原料の硫酸処理により糖質及び硫酸の効率的な回収技が可能となる。植物系バイオマス原料の他にキチンを含むバイオマス原料にも適用可能であり、N‐アセチルグルコサミンやグルコサミン塩などの有用物質を効率よく回収することができる。
用途利用分野 オリゴ糖、単糖類、N‐アセチルグルコサミン、グルコサミン塩
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 徳安 健, . バイオマスの糖化・回収方法. 特開2008-266228. 2008-11-06
  • C07H   3/06     
  • C08B  15/08     
  • C08B  15/00     
  • C08B  30/12     
  • C08B  37/08     
  • B09B   3/00     
  • B01D  15/08     
  • B01J  20/18     
  • B01J  20/12     
  • G01N  30/02     
  • G01N  30/88     

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