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3次元構造が形成された樹脂フィルムの製造方法

シーズコード S110006455
掲載日 2011年11月22日
研究者
  • 西埜 文晃
  • 高木 斗志彦
  • 桑原 昌宏
  • 下村 政嗣
  • 居城 邦治
  • 山本 貞明
  • 松尾 保孝
  • 藪 浩
技術名称 3次元構造が形成された樹脂フィルムの製造方法
技術概要 高分子材料としてポリブタジエン、および両親媒性高分子、ならびに溶媒としてクロロホルムを用いて、ハニカム状多孔質樹脂フィルムを作製する。作製したハニカム状多孔質樹脂フィルムの裏面(孔が形成されていない面)に、2.2倍に1軸延伸したアペル8008Tフィルムを貼り合わせて複層フィルムを得る。得られた複層フィルムを、75℃のホットステージ上で熱処理することにより収縮させる。次にアペル8008Tフィルムから、収縮されたハニカム状多孔質樹脂フィルムを剥離する。剥離されたハニカム状多孔質樹脂フィルムを、2.2倍に1軸延伸したアペル8008Tフィルムに、再度貼り合わせて複層フィルムを得る。得られた複層フィルムを熱処理して、再度収縮させる。再度同様の操作を行い、SEMで垂直方向から観察すると、孔径が130nmの規則的な周期構造が一方の図において確認される。上方斜め20度の角度からSEMで観察すると、表面には約1μmの周期の凹凸があり、周期的な凹凸構造のそれぞれに孔を有する3次元構造が他方の図において確認できる。この製法で製造される3次元構造体は、未収縮のハニカム状多孔質樹脂フィルムよりも高い撥水性を示す。
画像

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研究分野
  • 成形
  • 微生物,組織・細胞培養による物質生産一般
  • 細胞・組織培養法
展開可能なシーズ 微細な3次元構造を形成された樹脂フィルムの製造方法であって、安価かつ簡便なプロセスを提供する。また微細な3次元構造体を形成された樹脂フィルムの製造方法であって、樹脂フィルムの原料となる樹脂を多様な樹脂から選択することができる製造方法を提供する。
従来技術では高価な装置を用いなければ得られなかった構造を有する樹脂フィルムを、簡便で安価に提供できるようになる。製造される樹脂フィルムは、好ましくは、周期的な凹凸構造を有し、かつその凹凸のそれぞれに孔を有する。さらにハニカム状多孔質樹脂フィルムを、自己組織化法により製造することができるので、樹脂フィルムの樹脂材料を広範な樹脂から任意に選択することができる。よって、従来技術(フォトリソグラフィー技術など)のように樹脂材料が限定されることなく、多様な材料を用いることができ、種々の用途の樹脂フィルムが得られる。
用途利用分野 3次元構造樹脂フィルム、ハニカム状多孔質樹脂フィルム、輝度向上フィルム、細胞培養基材、微粒子捕捉フィルター、DNAチップ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 三井化学株式会社, 国立大学法人北海道大学, . 西埜 文晃, 高木 斗志彦, 桑原 昌宏, 下村 政嗣, 居城 邦治, 山本 貞明, 松尾 保孝, 藪 浩, . 3次元構造が形成された樹脂フィルムの製造方法. 特開2008-296481. 2008-12-11
  • B29C  69/02     
  • C08J   9/28     
  • C12M   3/00     
  • B32B  37/00     

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