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貝分別方法

シーズコード S110006630
掲載日 2011年11月30日
研究者
  • 丸山 信之
技術名称 貝分別方法
技術概要 判定処理すべきシジミ貝またはアサリ貝等の二枚貝をホッパ101に多数収容し、一粒ずつコンベア102の透明ベルトに載置し(S101)、投光器103の位置で、片側から近赤外光を照射し、貝をはさんで照射側とは反対側から、IRフィルタを介して貝の近赤外域を中心とする透光画像を撮像装置104で撮像する(S102)。撮像された画像を、回転、反転、移動、拡大、縮小、光波長フィルタリング、階調変換、および、変位点の解析・抽出の中から必要な処理をして情報を抽出し、判定用画像を作成する(S103)。作成された画像の情報を解析装置105に入力し、あらかじめ作成しておいたベイジアンネットワークと自己組織化マップ(SOM)による解析アルゴリズムとに基づいて情報処理を行い、貝の出荷適否を判定し(S104)、否の判定の貝を除去機106により排除して分別する(S105)。投光器103に、近赤外光を発するLEDを用いることにより、石灰質を透過し、ヘモリンパに基づく貝の身の組織の血管構造と血液分布画像が撮像可能となる。判定用画像作成工程で、波長800nm~1200nmの吸光画像を用いて判定用画像を作成することができる。
画像

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研究分野
  • パターン認識
  • 計算理論
  • 食品の分析
展開可能なシーズ 閉口している死貝であって中に泥の入っている泥貝や、中に何も入っていない空貝などの出荷に適さない貝か、適する貝かを判定し分別・除去する際に、船に搭載可能であり、熟練した作業員が分別した場合と同程度以上の判別率を有し、高速な分別作業も可能とする貝分別手段を提供する。
判別はベイジアンネットワークおよび自己組織化マップによるニューロコンピューターアルゴリズムを用いるので、貝の生死の判別のみならず出荷の適否といった高次元の判定ができる。また、IRフィルタを介して画像を取り込むので、単なる濃淡画像(白黒画像)であっても、貝の欠陥構造と血液分布の画像であるとして信頼性高く取り扱うことができ、コンピュータ負荷を小さくし処理の高速化が可能となる。波長が945nm±45nmである安価なLEDを用いることができ、コスト削減も可能となる。判定用画像作成工程で波長800nm~1200nmの吸光画像を用いて判定用画像が作成できヘモシアニンを有する軟体動物の生体に存在するヘモリンパの吸光スペクトルに特徴的な近赤外の波長領域を用いて判定できる。
用途利用分野 二枚貝生死判定装置、貝出荷適否判定分別装置、海湖底環境分析装置、海産軟体食品鮮度分析装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人島根大学, . 丸山 信之, . 貝分別方法. 特開2009-011969. 2009-01-22
  • A01K  61/00     
  • B07C   5/342    
  • G01N  21/35     
  • G01N  21/17     
  • G01N  21/85     

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