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反射防止構造体及びその製造方法並びに光学部材の製造方法

シーズコード S110006697
掲載日 2011年12月2日
研究者
  • 谷口 淳
技術名称 反射防止構造体及びその製造方法並びに光学部材の製造方法
技術概要 このイオンビーム加工装置10は、原料となる基材26を保持するためのホルダ12のほか、原料基材26の表面にイオンビーム加工を施すためのガス導入管14、プラズマ生成室16、エクストラクター18、電磁石20、イオンビーム引き出し電極22、ファラデーカップ24等を備えている。ECR型のイオンビーム加工装置10を用いて反射防止構造体を製造するには、まず、原料となるガラス状炭素からなる基材を用意し、これをホルダ12にセットする。用いるガラス状炭素基材は板状はもちろん、イオンビーム加工を施す面が曲面となっているものでもよい。ガラス状炭素基材を装置10内に設置した後、反応ガスを導入するとともに所定の加速電圧をかけて基材26の表面にイオンビーム加工を施す。このようなガラス状炭素基材26の表面にイオンビーム加工を施すことで、針状等、先端に向けて縮径する形状を有する微小な突起群(微細構造)を形成できる。特に、加速電圧、加工時間、及びガス流量を制御することで、突起の形状(大きさ、幅、角度等)及びピッチを制御できる。
画像

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研究分野
  • 光の屈折,反射,分散,偏向,吸収,透過
  • 光学顕微鏡,望遠鏡
  • 固体デバイス材料
展開可能なシーズ 製造が容易であり、無反射に近い反射防止効果を発揮することができ、石英ガラス等の融点が高い部材に対しても転写により反射防止構造を付与することもできる反射防止構造体及びその製造方法並びにそれを用いた光学部材の製造方法を提供する。
この反射防止構造体は極めて高い反射防止機能を有し、構造体自体を反射防止部材として利用することができるし、反射防止構造体全体を型として用いて石英ガラス基板などの高い融点(軟化点)を有する部材に転写することで、無反射に近いディスプレイを備えた携帯電話、パソコン等の製造に大きく寄与することができる。さらに、反射防止効果以外に親水性も高いため、例えば風呂場等において素早く乾燥する床材の製造に利用することも可能である。また、微細突起構造を利用した細胞培養シート、DNA分離構造、マイクロTAS中での塗れ性の制御などが考えられる。微細突起構造のアンカー効果(凹凸が入り組んで界面が強固に結合する)により接着力が増すので、この構造を樹脂などに転写できれば接着力向上面を作製することができる。
用途利用分野 反射防止構造体、光学部材、ディスプレイ、メガネレンズ、風呂場床材、細胞培養シート、DNA分離構造
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人東京理科大学, . 谷口 淳, . 反射防止構造体及びその製造方法並びに光学部材の製造方法. 特開2008-233850. 2008-10-02
  • G02B   1/11     
  • G09F   9/00     

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