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粒子の電気化学的固定化法

シーズコード S110006729
掲載日 2011年12月5日
研究者
  • 春山 哲也
  • 坂元 博昭
技術名称 粒子の電気化学的固定化法
技術概要 導電性材料への粒子の電気化学的固定化法であって、(1)金属イオン配位結合部位及び粒子結合部位を夫々一端に含むタグと粒子を反応させて、粒子結合部位を介してタグを粒子の表面に結合させる工程、(2)工程(1)で得られたタグ修飾粒子に金属イオンを配位させる工程、及び(3)工程(2)で得られた金属イオン配位粒子を導電性材料に近接させ、導電性材料に還元電位を印加することにより、金属イオン配位粒子を金属イオンの還元により生じる金属原子を介して導電性材料に固定化する工程、を含む。ここで使用するタグでは、金属イオン配位結合部位と粒子結合部位とがリンカーを介して結合されていることが好ましい。このリンカーは、例えば、数個の炭素数を有するアルキル基のような、適当な長さを有する不活性な有機基とすることが出来る。この固定化法で製造した粒子固定化導電性材料を、AFM(観察環境:気中、観察モード:タッピング)で測定した結果を図1(写真)に示す。左は導電性材料(ITO電極の代わりに白金電極を使用)、右はポリヒスチジン修飾金コロイド粒子が表面に非常に密に固定化された導電性材料である。
画像

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研究分野
  • 電気化学的操作・装置一般
  • 電気化学反応
展開可能なシーズ ペプチドやタンパク質等の生体物質よりも大きなマクロな粒子を電気化学的反応を利用して可逆的に固定化する方法を提供する。
固定化する粒子に予めタグを導入しておくことにより、導電性材料の表面へ電気化学的(還元反応)に粒子を固定化することができる。或いは、別方法として、タグを予め導電性材料へ固定化し、その固定化されたタグを介して導電性材料へ粒子を固定化させることも可能である。こうして固定化された粒子は導電性材料に強固に保持される。更に、粒子を固定化した材料を、再度電池系へ接続し、逆反応(酸化反応)を行うことにより、該粒子を導電性材料から容易に脱離させることも可能である。
用途利用分野 粒子固定化導電性材料、導電性材料担持基材、固定化タグ、センサ材料、磁気記録デバイス
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州工業大学, . 春山 哲也, 坂元 博昭, . 粒子の電気化学的固定化法. 特開2008-121047. 2008-05-29
  • C25D  15/02     

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