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アルギニンとクーマリン色素から合成した蛍光性化合物

シーズコード S110006771
掲載日 2011年12月5日
研究者
  • 辻内 裕
技術名称 アルギニンとクーマリン色素から合成した蛍光性化合物
技術概要 アミノ酸とくにアミノ基を二個以上有するアミノ酸とクーマリン類の官能基等の原子または原子団の脱離、置換等化学反応の可能性とその化合物の有利性を考察し、レチナールやレチノイン酸等の光捕集分子の構造と機能の相関に近い相関関係を有する物質の可能性を予測した。これはアミノ酸の一種のアルギニン分子の側鎖構造のもつ高分子化の可能性とクーマリンのπ電子系の併用による予測である。即ち、クーマリン分子本体のいずれかの原子団が脱離し、そこにアルギニンが結合すると電子密度分布の変化が大きく生成し、光吸収過程におけるエネルギー値に大きな変化が現れることを予測した。また、クーマリンとアミン類の化学合成に効果があるマイクロ波合成の方法は、前記予測による新規物質合成にも有効に働くことを予測した。これは、アミノ酸はアミン類と機能は異なるが、構造上アミノ基を有しているためである。かくして、アルギニンとクーマリン色素の混合溶液にマイクロ波を印加することによって、明瞭に分離した光吸収ピークを有する新規物質を合成し、励起発光ピークの波長帯が原材料のクーマリン色素より短波長である新規物質を得た。
画像

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研究分野
  • 診断用薬の基礎研究
展開可能なシーズ 単純クーマリン等のクーマリン色素を原材料とし、太陽エネルギーの効果的な利用のための材料となる光吸収帯が紫外~可視に広がった新規物質、メモリーなどの波長制御を可能とする主要な吸収ピークが明瞭に分離したスペクトル特性を有する新規物質を得ること。また、可視領域の発光を得る色素レーザー材料、並びに生体細胞等に親和性が高く、可視領域の発光で被検体となる元素や分子の存在位置や存在量を検出する試験薬となる特徴を有する新規物質を得る。
太陽エネルギーの効果的な利用のための材料となる光吸収帯が紫外~可視に広がった新規物質材料を提供可能であり、メモリーなどの波長制御を可能とする主要な吸収ピークが明瞭に分離したスペクトル特性を有する物質材料としての応用などが期待できる。この特徴的なアルギニンとクーマリン色素から合成した新規物質と金属元素の併用により、可視領域の発光を得る色素レーザー材料、並びに生体細胞等に親和性が高く可視領域の発光で被検体となる元素や分子の存在位置や存在量を検出する試験薬を提供できる。
用途利用分野 光エネルギー利用材料物、有機色素レーザー材料、素増感太陽電池の増感剤、光エネルギー利用材料、生分解性プラスチックスや酵素硬化ハイドロゲルの生体材料、細胞足場材料、DDSマトリックス、生医学用止血剤、接着剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人秋田大学, . 辻内 裕, . アルギニンとクーマリン色素から合成した蛍光性化合物. 特開2009-179623. 2009-08-13
  • C09B  67/44     
  • C09B  57/02     
  • C09K  11/06     
  • C09K   9/02     

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