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基盤に固着した貴金属膜からなるホログラフィック光学素子

シーズコード S110006795
掲載日 2011年12月6日
研究者
  • 久下 謙一
  • 中尾 友昭
技術名称 基盤に固着した貴金属膜からなるホログラフィック光学素子
技術概要 図1(a)は無色透明のガラス基盤11と、このガラス基盤11上に設けられたゼラチン膜12及びこの中に分散したハロゲン化銀粒子13からなる写真乳剤層と、を有する写真乾板を示す。この乾板に干渉縞を記録する露光を行った後、露光部に金を沈着させるために金イオンを含む処理液に浸漬すると、図1(b)に示すように露光部14のハロゲン化銀粒子上に形成された潜像核が触媒となって、潜像核を持つハロゲン化銀粒子上に金微粒子16が析出する。未露光部15にはハロゲン化銀のみである。ついで一般的な写真定着液で処理すると、図1(c)に示すようにすべてのハロゲン化銀は除去されて、露光部14に金微粒子のみがゼラチン膜12に保持されて残る。このとき金微粒子からなる干渉縞の像が形成されている。次にこの干渉縞の像を電気炉中で焼成すると、ゼラチン膜は炭化した後燃え尽き、その間に金微粒子は凝集、溶融してガラス基盤上に固着するので、図1(d)に示すようにガラス基盤11上に固着した金の膜17からなる干渉縞の像が形成される。
画像

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研究分野
  • ホログラフィーの応用
  • 可視光によるホログラフィー
  • 干渉測定と干渉計
展開可能なシーズ 銀塩感光材料を用いて、ポリマーを含まない安定な物質で構成された干渉縞の像からなる、保存性、耐久性の良好なホログラムを作製する方法を提供する。
得られたホログラムはガラス等の安定な基盤上に貴金属膜で干渉縞の像を形成するものであり、すべての構成要素は化学的に安定である。そのため,化学的に変質しにくいホログラムを作製することが可能となった。さらに、貴金属膜はポリマー膜より強固であるので、通常のホログラムよりかき取り、摩擦などに対して強い機械的強度を持つ。したがって、変質しにくく、機械的強度のある、保存性、耐久性のあるホログラムの製造への応用が最適である。
用途利用分野 ホログラム、ホログラフィック光学素子、展示用アートメディアホログラム画像、保存記録・展示用ホログラム画像
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人千葉大学, . 久下 謙一, 中尾 友昭, . 基盤に固着した貴金属膜からなるホログラフィック光学素子. 特開2005-316348. 2005-11-10
  • G03H   1/18     
  • G02B   5/18     

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