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強誘電性を示す柱状液晶化合物

シーズコード S110006798
掲載日 2011年12月6日
研究者
  • 岸川 圭希
技術名称 強誘電性を示す柱状液晶化合物
技術概要 本案は、N,N’-ビス(3,4,5-トリアルコキシフェニル)尿素からなる強誘電性を示す柱状液晶化合物(アルコキシフェニルのアルコキシ基は、炭素数8以上16以下)であり、合成法は次の通りである。ピロガロール4.15gとオクチルブチルブロミド24.5gとをKCO26.2gを塩基としてDMF(50ml)中において60℃で4時間反応させ、1,2,3‐トリオクチロキシベンゼン9.59gを得た。そして硝酸を吸着させたシリカゲル24.6gを用いてこの1,2,3‐トリオクチロキシベンゼンをジクロロメタン30ml中、室温でニトロ化し、3,4,5-トリオクチロキシニトロベンゼン6.94gを得た。更にこの3,4,5-トリオクチロキシニトロベンゼン5.05gをグラファイト存在下でヒドラジン一水和物3mlにエタノール10mlを加え、24時間加熱還流により還元し、3、4、5-トリオクチロキシアニリン3.56gを得た。更にこの3,4,5-トリオクチロキシアニリン2.50gとN,N’-カルボニルジイミダゾールと0.69gとをDMF50ml中、室温で6時間反応させて、N,N’‐ビスフェニル尿素1.83gを合成した。
画像

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研究分野
  • 液晶
展開可能なシーズ 柱状構造体を有する強誘電性液晶相を示す液晶化合物を提供し、更に、それを用いて高記録密度な情報記録素子、高画素密度な表示素子等の各種高性能な製品を提供する。
液晶化合物は分子の中央近傍に分極を有するため、隣り合う柱状構造体間の電気的作用が小さく、一つの柱状構造体ごとに独立にその分極の方向を制御又は維持できる。操作型トンネル顕微鏡(STM)などにより、分子ごとに電圧をかけることが可能で、この技術と組み合わせることで柱状構造体ごとに分極を制御することが可能となり、特に分極部分にカルボニル酸素が存在しているような場合、表面にカルボニル酸素があるか否かを見分けることもできるので分子レベルの記録素子や表示素子として利用ができる。
用途利用分野 情報記録素子、表示素子、圧電素子、焦電素子
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人千葉大学, . 岸川 圭希, . 強誘電性を示す柱状液晶化合物. 特開2006-016352. 2006-01-19
  • C07C 275/28     
  • C09K  19/22     
  • G02F   1/141    

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