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パラジウム金属多孔質粒子の製造方法

シーズコード S110006807
掲載日 2011年12月6日
研究者
  • 長谷川 和幸
  • 服部 義之
  • 加納 博文
  • 金子 克美
技術名称 パラジウム金属多孔質粒子の製造方法
技術概要 ポリビニルアルコールに10質量%の割合でリン酸水素アンモニウムを混合し、蒸留水に溶解することにより濃度10質量%のポリビニルアルコール水溶液を用意する。このポリビニルアルコール水溶液60mlをガラス基板上に滴下し、室温で1週間静置させて乾燥することにより、膜厚1mmのポリビニルアルコールフィルムを作製する。次に、ポリビニルアルコールフィルムを1N-NaOH水溶液に24時間浸漬した後洗浄し、濃度10質量%の硝酸パラジウム飽和水溶液に浸し、24時間超音波をかけてパラジウムイオンとしてポリマー中に固定する。その後蒸留水で洗浄し、室温で乾燥させる。この結果得られるフィルムは剛直性の黒色のフィルムである。これは、ポリビニルアルコールの側鎖にあるヒドロキシル基がパラジウムイオンによって酸化され、カルボニル基に変化した一方で、酸化反応に共役してパラジウムイオンが金属パラジウムとなり、ナノ粒子を生成し、ポリマーマトリックス内に留まったためと考えられる。このフィルムを1cm角の片に切断して石英管に挿入し、流量50cc/mlの窒素ガスを石英管に送り込みながら500℃で6時間加熱焼成し、薄片状粉体を得る。
画像

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thum_2005-039806.GIF
研究分野
  • 貴金属触媒
  • 吸着の電子論
  • 燃料電池
展開可能なシーズ より高効率なパラジウム金属多孔質粒子の製造方法を提供する。
パラジウム金属多孔質粒子の製造方法において、加熱によりパラジウム化合物が分散吸着した前記乾燥フィルムを消失させる工程は、還元性又は非酸化性の雰囲気で行われることも望ましく、これにより、パラジウム金属表面に金属を残存させ、活性点を炭素で終端させることでパラジウム金属の凝集・焼結を防止することができるとともにパラジウム金属表面が酸化することを防止することができる。この製造方法により均一でナノメートルオーダーのパラジウム金属多孔質粒子を得ることができる。
用途利用分野 パラジウム金属多孔質粒子、パラジウム金属触媒、パラジウム金属吸着材、ガス吸蔵材、燃料電池用電極材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人千葉大学, . 長谷川 和幸, 服部 義之, 加納 博文, 金子 克美, . パラジウム金属多孔質粒子の製造方法. 特開2006-225704. 2006-08-31
  • B22F   9/24     
  • B01J  23/44     
  • B01J  37/00     
  • B22F   1/00     

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