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Fe-Mn系合金の制振特性向上方法

シーズコード S110006836
掲載日 2011年12月7日
研究者
  • 渡辺 義見
  • 佐藤 尚
  • 古谷 祐二
技術名称 Fe-Mn系合金の制振特性向上方法
技術概要 一方の図は、トレーニング処理のプロセスを示す。Fe-Mn系合金をオーステナイト領域温度で熱処理した後、水冷する。その後、液体窒素やドライアイスなどを用いたサブゼロ処理にて、より低い温度で急冷する。他方の図は、加工トレーニング処理のプロセスを示す。Fe-Mn系合金をオーステナイト領域温度で熱処理した後、水冷する。その後、サブゼロ処理にて、より低い温度まで急冷する。この熱処理プロセスの途中に圧延にて材料へ加工を加える。上記トレーニング処理あるいは加工トレーニング処理によって、εマルテンサイト相は微細化する。また、このいずれかの処理を施した材料と処理を施していない材料(従来材料)を比較すると、いずれかの処理を施した試料におけるεマルテンサイト相の体積分率は、従来材料に比べて大きくなる。εマルテンサイト相は板状として生成する。加工トレーニング処理を施すことによって、εマルテンサイト相の方位が揃う。
画像

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研究分野
  • 熱処理技術
展開可能なシーズ Fe-Mn系合金における制振特性向上方法に関し、熱処理を繰り返すトレーニング処理に加え、熱処理と加工を繰り返す加工トレーニング処理によってFe-Mn系合金の制振特性を向上させる。
トレーニング処理あるいは加工トレーニング処理を施すことによってεマルテンサイト相の体積分率が増加するにつれて、制振特性はよくなる。つまり、従来材にトレーニング処理を施すことは、従来の問題である材料組成を変化させずに制振特性を向上させる事を解決している。また、従来材にトレーニング処理あるいは加工トレーニング処理を施すことによって、従来の問題である材料組成を変化させずに制振特性を向上させる事を解決している。また、加工トレーニング処理を施した材料のQ-1は、トレーニング処理を施した材料に比べて高い。ゆえに、加工トレーニング処理は、トレーニング処理に比べて制振特性をより効果的に向上させる。トレーニング処理および加工トレーニング処理は、制振特性のみでなく、材料強度も同時に向上させる点が、従来技術にくらべて優れている。
用途利用分野 Fe-Mn系合金、高制振材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 名古屋工業大学, . 渡辺 義見, 佐藤 尚, 古谷 祐二, . Fe-Mn系合金の制振特性向上方法. 特開2008-196022. 2008-08-28
  • C21D   6/00     
  • C21D   8/02     
  • C21D   1/18     

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