TOP > 技術シーズ検索 > バックスイッチ現象を抑制した光学素子を製造する方法、および、それによって得られた波長変換素子

バックスイッチ現象を抑制した光学素子を製造する方法、および、それによって得られた波長変換素子

シーズコード S110006956
掲載日 2011年12月12日
研究者
  • 劉 曉燕
  • 竹川 俊二
  • 寺部 一弥
  • 北村 健二
技術名称 バックスイッチ現象を抑制した光学素子を製造する方法、および、それによって得られた波長変換素子
技術概要 タンタル酸リチウム単結晶(SLT単結晶)200の長手方向(矢印A方向)に分極反転領域210と非分極反転領域220とが繰り返される。分極反転領域210は、前記長手方向に沿った両端部に先細りの分極反転部分230を有する。先細りの分極反転部分230の先細りの角度αは、分極反転周期に依存する。この先細りの分極反転部分230を有するSLT単結晶200に対して、光学素子等を製造する加工プロセスを行うと、分極反転部分230がエネルギー的に安定になるようにバックスイッチ現象を生じる。これは、分極反転部分230の先細り部分が、他に比べてエネルギーが高い状態にあり、不安定なためである。先細りの分極反転部分230を切断する(図2の部分240)ことによって、加工プロセスに伴う分極反転領域のバックスイッチ現象が抑制され得る。角度αの小さい先細りの分極反転部分の方がバックスイッチ現象を生じやすいので、より狭い周期に対して効果的である。切断後のSLT単結晶250に示されるように、切断後の分極反転領域260は、エネルギー的に不安定になる部分を有しないので、加工プロセスによってバックスイッチ現象は起こらない。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2005-361271.GIF
研究分野
  • 光変調器
  • 酸化物薄膜
展開可能なシーズ バックスイッチ現象を抑制した光学素子を製造する方法を提供する。
両端部に位置する複数の分極反転領域のそれぞれは、長手方向に垂直な方向に先細りの分極反転部分を含んでいる。この先細りの分極反転部分は、他の分極反転領域に比べてエネルギーが高く、不安定であるため、先細りの分極反転部分からバックスイッチ現象を生じ、エネルギーを低下させる傾向にある。この先細りの分極反転部分が切断され、切り落とされるので、形成された分極反転領域全体のエネルギーが均一となり、バックスイッチ現象の発生が低減され得るか、または、発生が抑制され得る。この結果、光学素子の信頼性および歩留まりが向上し得る。
用途利用分野 光学素子、波長変換素子、タンタル酸リチウム単結晶、変調器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, . 劉 曉燕, 竹川 俊二, 寺部 一弥, 北村 健二, . バックスイッチ現象を抑制した光学素子を製造する方法、および、それによって得られた波長変換素子. 特開2007-163908. 2007-06-28
  • G02F   1/37     

PAGE TOP