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一方向性多孔質複合体の製造方法および一方向性多孔質複合体

シーズコード S110006980
掲載日 2011年12月13日
研究者
  • 生駒 俊之
  • 柚木 俊二
  • 菊池 正紀
  • 田中 順三
技術名称 一方向性多孔質複合体の製造方法および一方向性多孔質複合体
技術概要 一方向性多孔質複合体は水酸アパタイト/コラーゲン複合繊維体(HAp/Col:混合比率は、80/20)7gと、リン酸緩衝液(100mM,pH6.8)56mLとを混合し、均一になるまで混練してペースト状とする。このペースト状の混合物を、凍結装置1のペースト成形容器5の型に注入し、容器底面から凍結冷却を開始して、完全に凍結する。凍結装置1では、真鍮台3から冷却台2の温度が、真鍮台3上に設置されている成形容器5内のペースト状混合物4に伝導し、凍結する。凍結完了後、凍結乾燥を行う。そして、140℃、12時間の条件で、真空下で加熱処理(真空熱処理)を行い、脱水縮合を生じさせて、一方向性多孔質複合体、すなわち、多孔質のHAp/Col複合体を作製する。混合物全体を凍結することで、冷却した特定箇所(冷却面)から氷結晶が一方向に成長して、凍結乾燥後に一方向の連通性が高い気孔を有する多孔質複合体を、さらに効率よく得ることができる。
画像

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研究分野
  • 医用素材
  • 歯科材料
展開可能なシーズ 優れた強度や使用時の操作性、生体適合性および骨誘導性を備え、細胞や組織の侵入性を向上させた一方向に連通した気孔と弾性を有する新しい一方向性多孔質複合体を提供する。この一方向性多孔質複合体を簡単な工程で、手間とコストを抑えた、新しい一方向性多孔質複合体の製造方法を提供する。
水酸アパタイト/コラーゲン複合繊維と緩衝液とを混合し、氷結晶の成長サイズおよび成長方向を制御して凍結処理し、凍結乾燥することを特徴とする。凍結乾燥における凍結温度を制御することで、多孔質複合体の気孔形状および気孔サイズを制御することができ、たとえば、気孔率を80%以上にすることができる。製造された一方向性多孔質複合体は、生体骨類似体として、骨欠損部の治療における人工骨材や人工骨充填材等のインプラントに活用することができる。
用途利用分野 一方向性多孔質複合体、人工骨材、人工骨充填剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, . 生駒 俊之, 柚木 俊二, 菊池 正紀, 田中 順三, . 一方向性多孔質複合体の製造方法および一方向性多孔質複合体. 特開2007-098117. 2007-04-19
  • A61L  27/00     

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