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耐虫性タンパク質及び該耐虫性タンパク質をコードする耐虫性遺伝子

シーズコード S110006998
掲載日 2011年12月13日
研究者
  • 今野 浩太郎
  • 和佐野 直也
技術名称 耐虫性タンパク質及び該耐虫性タンパク質をコードする耐虫性遺伝子
技術概要 クワ科植物由来の耐虫性タンパク質であり、配列番号1に示されるアミノ酸配列に対する相同性が50%以上の第1アミノ酸配列と、配列番号2に示されるアミノ酸配列に対する相同性が50%以上の第2アミノ酸配列と、配列番号3に示されるアミノ酸配列に対する相同性が50%以上の第3アミノ酸配列と、を有し、且つ第2アミノ酸配列がspppp配列を少なくとも1つ有する耐虫性タンパク質である。この耐虫性タンパク質は、クワ科植物から抽出された乳液を遠心分離して上清を分離し、この上清を非変性条件で電気泳動させて分画し、分子量が50~60kDaである画分から採取することにより得られる。図2は電気泳動で分画した各くフラクションの耐虫性評価の結果を示したものであるが、分子量が50~60kDaである画分のフラクション1においては、顕著な耐虫性活性(成長阻害活性)が認められたが他のフラクションには認められなかった。耐虫性タンパク質をコードする耐虫性遺伝子を含有する組換えベクターにより宿主細胞あるいは植物細胞を形質転換する。耐虫性タンパク質あるいは耐虫性遺伝子を有効成分とする耐虫剤である。
画像

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研究分野
  • 植物生理学一般
  • 作物の品種改良
  • 分子構造
展開可能なシーズ 少量であっても虫に対して十分な耐虫性を示す耐虫性タンパク質、耐虫性タンパク質をコードする耐虫性遺伝子、耐虫性遺伝子を含有する組換えベクター、組換えベクターが導入された宿主細胞及び植物細胞、耐虫性遺伝子により形質変換された形質変換体及びその製造方法、これらより回収された回収タンパク質、並びに、これらを有効成分とする耐虫剤を提供する。
耐虫性タンパク質は、極めて低濃度であっても、十分な耐虫性を発揮し、耐虫剤として、人体に被害をもたらす虫や植物の成長を阻害する虫等を簡便に取り除くことができる。耐虫性タンパク質は、植物由来であり、人体に対して毒性が低い。耐虫性タンパク質は、クワ科植物の乳液から抽出され、乳液中に多量に含まれ、精製が比較的容易である。耐虫性遺伝子を含有する組換えベクターを植物に導入することにより遺伝育種を行うことができる。遺伝育種を行った植物は煩雑な農薬散布の作業を省け、茎等の植物組織内部に潜み、駆除しにくい害虫に対しても、容易に効果を発揮することができる。耐虫性タンパク質、耐虫性遺伝子は、耐虫剤の有効成分として好適に用いられる。
用途利用分野 殺虫剤、農薬、耐虫用餌、耐虫剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 今野 浩太郎, 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 今野 浩太郎, 和佐野 直也, . 耐虫性タンパク質及び該耐虫性タンパク質をコードする耐虫性遺伝子. 特開2008-245640. 2008-10-16
  • C07K  14/415    
  • C12N  15/09     
  • C12N   5/10     
  • A01H   1/00     
  • A01H   5/00     
  • A01K  67/027    
  • A01N  63/00     
  • A01P   7/04     
  • C12P  21/02     

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