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遺伝情報によりブタ筋肉中脂肪蓄積能力を評価する方法

シーズコード S110007002
掲載日 2011年12月13日
研究者
  • 三橋 忠由
技術名称 遺伝情報によりブタ筋肉中脂肪蓄積能力を評価する方法
技術概要 ブタの育種選抜に有用なブタの遺伝的能力のうち筋肉中脂肪の蓄積能力の評価方法に関するものである。具体的には、ブタTubby遺伝子のエクソン上の多型部位であり、配列番号1記載の塩基配列の55番目の塩基に相当する多型部位の遺伝子型を決定することにより、ブタの筋肉中脂肪蓄積能力を評価するものである。この場合、遺伝子型が、A/Aである場合に被検ブタの筋肉中脂肪蓄積能力が高脂肪型であるものと判定し、G/Gである場合に低脂肪型であるものと判定するものである。また、筋肉中脂肪蓄積能力は、目視による筋肉中への脂肪交雑程度評価、あるいは、理化学分析による筋肉中脂肪量測定、のいずれかにより推定されるものである。表に示すように、Tubby遺伝子の第5エクソンの多型部分がA/A型、A/G型、G/G型であるブタ個体間で筋肉中脂肪含量は有意に(P<0.01)異なっており、A/A型の筋肉中脂肪含量が最も高いことが先らかである。塩基種の決定する方法として、被検ブタからDNAを調製し、Tubby遺伝子の第5エクソンの塩基配列の55番目の部位を含むDNA領域を増幅し、増幅したDNAの塩基配列を決定する方法が挙げられる。
画像

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研究分野
  • 遺伝子の構造と化学
  • 動物の生化学
展開可能なシーズ ブタの育種選抜に有用なブタの遺伝的能力のうち筋肉中脂肪の蓄積能力の評価方法を提供する。
これまでの育種・選抜ではと殺解体後の筋肉中脂肪量データに基づいて例えば高脂肪系統の造成を行っていた。ブタTubby遺伝子第5エクソンの塩基配列情報を用いることにより、ブタ生体の毛数本の毛根部分からDNAを抽出し、群の中から筋肉中脂肪量を高くする能力を保持している個体を選抜することができ、高脂肪系統あるいは低脂肪系統を造成することができる。または、系統造成のための種豚の選抜に用いることができる。望ましい種豚個体を容易に選抜することができる簡易技術である。
用途利用分野 ブタ脂肪蓄積能力評価キット、食肉、精肉加工品、ハム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 三橋 忠由, . 遺伝情報によりブタ筋肉中脂肪蓄積能力を評価する方法. 特開2009-213435. 2009-09-24
  • C12N  15/09     
  • C12Q   1/68     

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