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分散光学システム

シーズコード S110007020
掲載日 2011年12月14日
研究者
  • 海老塚 昇
  • 和田 智之
  • 大谷 知行
  • 山下 幹雄
  • 佐藤 修二
技術名称 分散光学システム
技術概要 分散光学システム10は、広い波長領域のパルス光などの入射光を分散させる分散プリズム12と、分散された光束を結像する結像レンズ14と、その出射面14aより出射された光の焦点位置である結像レンズ14の結像面近傍に設置され、入射光の分散を拡大する分散拡大レンズ16とから成る。この構成で、分散プリズム12で分散された光束を結像レンズ14で波長毎に結像させ、結像面近傍に分散拡大レンズ16が配置されているため、分散拡大レンズ16で波長分散を拡大して分散の波長依存性を制御できる。即ち、分散プリズム12で分散された光束について、屈折角が大きいスペクトルの短波長側、即ち、青色光(図中の破線)を分散拡大レンズ16の光軸近傍上に入射させ、屈折角が小さいスペクトルの長波長側、即ち、赤色光(図中の一点鎖線)を分散拡大レンズ16の縁近傍に入射させるので、分散プリズム12で分散された光束のなかでスペクトルの長波長側の光束の分散を大きくできる。従って、分散拡大レンズ16の曲率半径の選択と入射角の調整とを行うことで、表面刻線型の回折格子より大きな分散や、波長あるいは波数に対しほぼ線形と見なせる分散特性が得られる。
画像

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研究分野
  • 光の屈折,反射,分散,偏向,吸収,透過
  • 半導体レーザ
展開可能なシーズ 波長依存性が少なく、高効率で大きな分散が得られるような小型の分散光学システムを提供する。
レーザー関連機器、テラヘルツ波発生光源、各種計測・分析装置あるいは光通信機器などに用いることができ、例えば、フェムト秒レーザーの位相整合器用の分散光学システム、テラヘルツ波発生器の光注入テラヘルツ波パラメトリック発生器の非線形光学結晶に入射させるシード光を分散させる分散光学システム、差周波テラヘルツ波発生器の非線形光学結晶用の分散光学システム、光通信用波長弁別および混合器、単色光源あるいは分光光度計などに利用することができる。
用途利用分野 分散光学システム、フェムト秒レーザー位相整合器、テラヘルツ波発生器、光注入テラヘルツ波パラメトリック発生器、差周波テラヘルツ波発生器、光通信用波長弁別・混合器、単色光源、分光光度計
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人理化学研究所, . 海老塚 昇, 和田 智之, 大谷 知行, 山下 幹雄, 佐藤 修二, . 分散光学システム. 特開2009-015014. 2009-01-22
  • G02F   1/39     
  • H01S   3/10     
  • G02B  13/00     
  • G02B   5/04     
  • G02B   5/18     

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