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トリグリセリド生産性酵母

シーズコード S110007053
掲載日 2011年12月14日
研究者
  • 高桑 直也
技術名称 トリグリセリド生産性酵母
技術概要 トリグリセリドを乾燥重量当たり5mg/g以上蓄積する酵母、クリヴェロミセス・ラクチス(Kluyveromyces lactis)TYC-269株(受領番号:NITE AP-525)である。ビート廃糖蜜を含む培養液中で、この酵母を培養することにより、トリグリセリドを生産する。培養液には、糖換算で1~2%に相当するビート廃糖蜜、大豆由来タンパク分解物、酢酸アンモニウムを含む。この酵母菌体から得られるパルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸により構成されるトリグリセリドである。この酵母菌体を含有する食品又は飼料である。表1は、乳製品から分離されたクリヴェロミセス・ラクチスTYC-269株のほか独立行政法人製品評価技術基盤機構が保有するクリヴェロミセス・ラクチスを用いて、グルコースを炭素源として培養を行った結果のトリグリセリドの菌体含量を示す。この結果、TYC-269株は、トリグリセリドを乾燥菌体1g当たり5mg以上生産している。表7は、TYC-269株が生産したトリグリセリドの組成を示し、主要な構成脂肪酸は、オレイン酸(36.6%)およびリノール酸(30.2%)などの不飽和脂肪酸である。
画像

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研究分野
  • 生物燃料及び廃棄物燃料
展開可能なシーズ 培養した菌体を簡単な抽出・精製法で食用油脂などとして利用するには、安全な酵母でなければならないが、製パンや醸造で広く利用されている酵母サッカロミセス・セレビシエは、トリグリセリドを微量しか蓄積しない。そこで、トリグリセリドの含量が高い酵母を提供する。
本開発のトリグリセリド高含量酵母によれば、大豆や菜種などの油糧作物からトリグリセリドを抽出するのではなく、大量かつ安定的に供給可能なビート廃糖蜜を用いる発酵生産法という手段を使用し、工業的に安価にトリグリセリドを得ることができる。他面では、砂糖製造時に多量に副生するビート廃糖蜜について、産業上有用かつ高度な新規用途を図り、付加価値を高めることができる。
用途利用分野 代替食用油、食品、飼料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . ▲高▼桑 直也, . トリグリセリド生産性酵母. 特開2009-225770. 2009-10-08
  • C12N   1/16     
  • C12P   7/64     

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