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1-置換-シクロプロペンの効率的処理技術

シーズコード S110007088
掲載日 2011年12月14日
研究者
  • 樫村 芳記
  • 羽山 裕子
  • 伊東 明子
技術名称 1-置換-シクロプロペンの効率的処理技術
技術概要 シクロプロペン化合物を、減圧条件下で農産物と接触させる農産物の品質劣化抑制方法である。シクロプロペン化合物としては、市販のシクロプロペン化合物を使用しても良く、また、任意の公知の方法により製造したシクロプロペン化合物を使用しても良い。例えば、1‐メチルシクロプロペンがある。シクロプロペン化合物の量は、好ましくは、接触処理における農産物の周囲の雰囲気中でのシクロプロペン濃度として、500ppb~1000ppbである。減圧条件は、シクロプロペン化合物の種類、使用量、農産物の種類等により変化するが、最も好ましくは、12.5kPa以下の圧力である。農産物とは、植物由来の産物であって、エチレンによりその品質が劣化する任意の産物であって、リンゴ、ナシ等の果実では、果肉の軟化、酸含有量の低下、果肉の変色など、レタスなどの野菜では、さび色斑点症の発生など、また、カーネーションなどの花卉では、萎縮、落花などを抑制することができる。具体的には日本ナシ果実と1-メチルシクロプロペン(チャンバー内での濃度1ppm)とを密封チャンバーに入れ、常圧下および減圧下で、所定時間接触処理した結果が示されている(表)。
画像

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研究分野
  • 食品の変質
  • 果実とその加工品
展開可能なシーズ シクロプロペン化合物を用いた農産物の品質劣化抑制方法において、減圧条件下にシクロプロペン化合物を農産物と接触させることにより、常圧下で必要とされる接触時間と比べて、より短時間で農産物の品質劣化を抑制する農産物の品質劣化抑制方法を提供する。
常圧下で必要とされるシクロプロペン化合物と農産物との接触時間と比べて、より短時間で農産物の品質劣化を抑制することができる。また、同じ接触時間の場合は、常圧下よりも減圧条件下の方が、より優れた品質劣化抑制効果を達成できる。
用途利用分野 シクロプロペン、農産物品質劣化抑制剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 樫村 芳記, 羽山 裕子, 伊東 明子, . 1-置換-シクロプロペンの効率的処理技術. 特開2004-300061. 2004-10-28
  • A01N   3/00     

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