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循環式の水の濾過装置

シーズコード S110007090
掲載日 2011年12月14日
研究者
  • 山本 義久
  • 安藤 忠
技術名称 循環式の水の濾過装置
技術概要 濾過装置は、底面12に濾材を敷設し、上部に警報器付きの流量計9を取り付けた送水管8を設けた濾過槽1を有する。濾過槽内には、上端21が閉止し下端に開口部22を有する外管2を直立状に固設し、開口部22と濾過槽の底面11との間に隙間aを形成する。そして上・下端が開口している内管3を、上端31を外管の内方に挿入し外管との間に隙間bを形成し、下端32を底面11に貫通させて固設する。外管が位置する底面11は濾材を敷設する底面12より低くする。また、底面12は、外管の開口部22に向い下がり傾斜状にする。また、外管を囲むように中空状のフロート4を設ける。濾過装置(濾過槽1)は、飼育水槽6に設置して使用する。送水ポンプ7を起動し、飼育水槽の水を濾過槽に注入すると、濾過槽内の水位は上昇し、フロートも上昇し、水は、水路a、開口部22、水路bへ流入し、内管の上端31に達するとサイフォン機構が働き、濾過槽内の水が内管に吸い込まれて飼育水槽へ送られ、濾過槽の水位は下降し、フロートが着底または着底寸前まで下降すると、開口部22への水の流入を遮断し、サイフォン機構を停止し、濾過槽の水位は上昇に転じ、同作動を繰り返す。
画像

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研究分野
  • ろ過,遠心分離
  • 増養殖設備
  • 用水の物理的処理
展開可能なシーズ 養殖魚用の飼育水槽等の大型の水の循環システムに組み込んでも安定して自動化が可能な、低コストの濾過装置を提供する。
本濾過装置は、容積が概ね100L以上の濾過槽に用いることができ、また、水槽の容積が概ね3トン以上の水の循環システムに組み込むことが可能で、濾材を間欠的に曝気させるとともに、ヘドロ等の蓄積を抑止し、長期間にわたり高効率の濾過を続けることが可能である。二重管式のサイフォン機構に中空状のフロートを併用する構成であり、製作コストを低く抑え、しかも、水位の上下に動力を必要としない上、故障等が少なく、維持コストも低く抑えることができる。また、短時間で大量の排水を繰り返すことが可能で、下流側の水槽等に強力な水流を起こすので、貯水槽や池等の水の攪拌にも適用できる。特に、養魚用の飼育システムに組み込んだ場合は、水槽中の水流が間欠的に変化し天然環境の一部を再現でき、養魚にとって、より健全な飼育環境を構築できる。また、汚れた水槽や水域の水の浄化システムに応用すれば、十分な攪拌が行なわれ、底層のヘドロ等が固着するのを防ぎ、悪臭の発生を抑止できる。
用途利用分野 水濾過装置、魚養殖水槽濾過装置、池・湖水浄化装置、貯水槽浄化攪拌装置、ヘドロ改質・改善装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人水産研究・教育機構, . 山本 義久, 安藤 忠, . 循環式の水の濾過装置. 特開2010-036141. 2010-02-18
  • C02F   3/06     
  • A01K  63/04     

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